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雙葉②の続きです
手の込んだ松花堂弁当だけではありません。
横浜雙葉では学校の先生への連絡は全てお手紙。それが当たり前。IT化が進んだ現代ですが、電話連絡は忙しい先生の手を煩わせる為、してはいけないルールだそう。アプリでも、メールでも、連絡帳でもなく、お手紙が雙葉流。当然、中学生になってからもこの流れは変わりません。
公立小でよく使われる連絡帳なんて物はそもそも横浜雙葉の小学校では存在しないらしい。毎回、些細な用事であっても、先生に連絡を取りたい時は、きちんと手紙で。なお、いきなり日付と用件と名前だけの無礼な手紙はダメですよ?
きちんとした無地の白い便箋に、正式な手紙の書き方(拝啓、敬具などを入れ、季節のご挨拶をしてからの本題)のように、礼節をわきまえた手紙が当たり前だそうで、季節の挨拶がめんどくさいとか、きちんとした書き方がよくわからないとか言ってる場合ではないようです。先生への連絡の敷居が高いw
そういえば、そんな手紙の書き方の問題が受験期のサピでやったような。。。
中学受験で慶應がなぜかやたら手紙の書き方の正誤問題を出題するのも、そんな礼儀を当たり前に知っている子に来て欲しい(もちろん親も)って事もあるんだろうけど、その上、学校生活での先生への連絡も手紙だけだったりするのかな?と雙葉ママの話を聞いて、改めて思ったり。
小学校受験がある学校は、学力だけでなく、品格や家庭内の躾や教養レベルが高い家庭を求めているんだなと。
一般の公立小では、先生への連絡は連絡帳だし、私立中学でも普通は電話です。
ただ、連絡帳は係の生徒がまとめて返す事もあるため、周りの子に見られたくない、例えばイジメや誰かに怪我させられた話、嫌な人とクラスを離してほしいなど、他の人に見られたくない長文になりそうなお願いは連絡帳だと他の生徒に見られる可能性もある為、あえて手紙で出す場合もあるだろうけど、普通は電話よね。
私は書いた事ないけど、公立小で先生に手紙を書いたママ友は人に見られたくない内容、かつ証拠を残す為と言っていた。当然、手紙の内容も写真に撮ってあるそうな。なので普通の小学校では、保護者から手紙が来たら、何事かと先生はちょっと構えるよね。
でも、家庭内の作法や礼儀に厳しい学校はそうじゃないんだなと。手紙が当たり前で、それしか先生への連絡手段がないので、全担任の先生の机には毎朝、白便箋が何通か置かれているって事になる。結構シュールな光景だなと思う私は庶民なんだろう。
聞き忘れたけど、先生からのお返事も手紙なんだろうか?それとも、そこは端折って電話なのか?気になるわ。
そして横浜雙葉ママはボランティア精神もかなり必要で、縫い物、刺繍などは母親全員、できて当たり前らしい。
バザーなどのボランティア活動で何百枚も刺繍や何かを縫う必要がある為、母はそれらを当たり前に完璧にこなせる人しかいないんだって。良妻賢母集団、すごい✨👏
宗教系学校は、だいたい、どこも親にも奉仕の心を求められ、学校バザーでは、親は準備、手伝いに毎年駆り出されるのは当たり前とは聞いていたけど、横浜雙葉ママの話は想像の斜め上をいっていた。
なにせ、1人で雑巾を1000枚縫った時もあったらしいえっ、ちょっと待って🖐️まず、桁がおかしくない?普通10枚とか、頑張っても100枚じゃないの?
1000枚?しかも1人で?と頭の中は❓だらけ。
そりゃ専業主婦しかいないのも納得。
そして、母親たちは入学前から素敵な刺繍ができるのは当たり前。更に6年間やるので最後はみんなプロのように。自分の子供の持ち物全てに刺繍するのはもちろん、バザー品にも大量に刺繍する為、小学校卒業時には刺繍ができない母親など1人もいないそう。こうして母の手芸技術もどんどん磨かれるわけだ。
ここでも、「私、生まれてから一度も刺繍やった事ないし、学校でも習わなかったんだけどw」と言ったら、「え?普通の公立では親は刺繍しないの?」と逆に驚かれた
全くしないよw
ちなみに公立小学校では、子供たちは古タオルや色付きのタオルで作られた手作り雑巾は厚みがあって絞りづらかったり、からかわれたり、トラブルの元なので、百均で買った雑巾が無難でおすすめと先生が言っていた。百均の雑巾は薄くて、小さな子の手でもしぼりやすいらしい。まさかの手作り全否定でベクトルが真逆。ここでも文化の違いを感じた。
もちろん横浜雙葉のバザーに出す雑巾は売り物なのでおそらく綺麗なタオル地をロールごと布屋で買ってきて作られるんだろう。そうでなきゃ、雑巾1000枚も縫えないだろうし。一体、作成に何時間かかるんだろ?
ボランティア精神のボの字もない私は、「それって時給は発生しないの?」と思わず、真顔で聞いてしまった。
息子が幼稚園の時、バザーで手作り品を1人一品必ず持ってきてと言われた時があったけど、今思えば、たかだか一品で「作るの嫌だな」とか、何を心の狭い事を思っていたのかと。千枚雑巾を縫う事を思えば、大喜びで一品くらい作れるはず!横浜雙葉ママの話を聞いたら、自分のボランティア精神のなさ、手芸のできなさに呆然とした
世間の普通とは何なのか、何が常識なのか、あまりに横浜雙葉ママと自分は対極な世界で生きていて、面白くて、ちょっと混乱しました
もう色々聞きたくなってしまって
「雑巾千枚も縫うなら、ボランティア活動は、1日だけでは終わらず、何週間も何ヶ月もやるってことよね?」と聞くと、数ヶ月に渡り、子供の学校時間は親も学校に集まるのが当たり前なんだって。
そこで雑巾を縫ったり、手作り品を作ったり、刺繍したり、パッチワークしたり、サークル活動のようにみんなで集まって、ワイワイ楽しくやるので、保護者同士も自然と顔見知りになって仲良くなるんだって。そこでお弁当のアイデア交換や手芸について教えてもらえ、とても楽しいらしい。
もちろん、働いているからいけません、なんて人は皆無で、基本、全員フル参加だし、全員に担当を当たり前に割り当てられるそう。
元々、横浜雙葉に入る人は、そういう教育方針に惚れてこの学校に入ってるし、そもそも、子供が幼い頃から、子育てには手をかけて、当たり前に手作り品を手芸してきた人ばかり。学校はそういう家庭の子を求めてるし、テストや面接でもそういう事を聞いており、その考えに合致する家庭を選んでいる。
奉仕の心も、子供達には常日頃からそういう教育をおこなってるし、親御さん側も子供の為に、学校の為に、何か協力できたり、誰かの為に尽くせるって素晴らしい事だな、ってみんな考えているんだって。
また、手芸をする母の姿を子供は家でも学校でも毎日見て、それによって子供が手芸に興味を持ったり、やってみたがる事もありそう。
そうして、子供に刺繍や手芸を教え、いつの間にか子供も刺繍や縫い物ができるようになり、親は子に手作りの楽しさや面白さを自然に伝え、技術は伝承されていくのね。なんて素晴らしい循環✨
親も子供と一緒に何かを作るのは楽しいし、そんなチャンスを与えてくれる学校にも感謝だね。ってみんな考えてるのに、私は仕事してるので手作り負担ですとか、時給も発生しないのにボランティアで毎日学校に行くのは無理ですとか、手作りは手間なので、そういうのはもうやめませんか?など、言ってくる人は誰もいないらしい。
そもそも、この学校のそういう教育方針に惚れ込んで入ってきたんですよね?なんでこの学校に来たの?って事になるわけで。
だから、母親は結構な頻度で学校に集まるし、家でも手芸したり、毎日凝った松花堂弁当を作り、毎日の食事作りも季節感を出し、とにかく丁寧に暮らしている。それがその家族にとって当たり前。だから、専業主婦家庭しか無理だし、母親も雙葉出身者がほとんどらしい。
自分の親もやってくれた事だし、幼い頃からそれが当たり前で育ってきて、自分はそれで幸せだった。学校も楽しかったから、我が子も絶対、雙葉に入れたいって思って今度は親の立場で雙葉に訪れる訳で。
なるほど、そういう事なのね!と妙に納得。内部生にとっては本当に心安らぐ良い学校なんだって。
そんな小学校受験した内部生の中に、中学受験組は合流するわけです。
なので、学校の教育方針をちゃんと理解して受験しないと、お互いに不幸になる、の意味がご理解いただけたでしょうか?子供は学校生活を楽しんでいても、親が大変すぎる、とならない為にも、きちんと学校説明会に行ったり、生徒や保護者の様子を見ること、バザーや文化祭などに行ってみる事は大切です。
一般人からすると、雙葉の系列中や慶應の中学校3校など小学校の付属がある学校は、普通の学力重視の私立中学とはまた一味違うと感じました。どうりで面接で親もしっかり見られるわけだ。親子が学校のカラーに合わないと、子供の偏差値が足りていても、多分、面接で落とされる?親の面接の意味もお分かりいただけましたね?
なので、裁縫や手芸が苦手な母、働く母、お手紙連絡が苦手な人、効率重視な人、ボランティア精神のない人は合っていないので、回れ右しましょう。
逆に、料理も手芸も手間をかけた手作り大好き!我が家もまさにそんな風に生活してきました!という家庭には合っていると思います。
そして、付属小からずっと私立に行ける人はとにかく裕福な家庭が多いらしい。小学校6年+中高6年の合計12年(慶應のように大学までついている場合は16年!)も母が専業主婦でも私立に学費を払い続ける力があるって事だものね。
横浜雙葉の友達はママ友とランチに行くと、ランチで8,000円とか割と普通だそう。それが毎週、週3で続くらしい。ママ同士のお付き合いも、収入レベルや金銭感覚が合わないと、しんどくなる事があるのかもな。とその話を聞いて思いました。
小学校受験のある学校は基本的に富裕層が多いから、どうやら金銭感覚も一般的ではないようだ。
我が家の場合、久々に会った友達とたまに豪華なお店に行く位なら全然いいけど(頻度としては3ヶ月〜半年に一回くらい?)、毎週3回もランチのたびにそんな金額を使い続けるのは苦しくなりそう。
慶應の人もそういえば、夏休みは子供の学校の友達全員が別荘持ちなので、順番にそれぞれの友達の別荘に遊びに行ったり、それとは別に海外にもみんな毎年旅行に行くから、一緒に行こうと誘われたり、現地で集合しない?と誘われたり、いろんな友達から海外のお土産をいただいたりするので、1人だけ別荘を持ってないと肩身が狭かったり、海外に行かないと子供が可哀想になるし、色んな人へのお土産のお返しも大変だと言っていたな。
昔、どんなものなのか未知の世界だったので、興味本位で慶應の説明会に行った時、夫から
「慶應は、めんどくさがりで効率的なのが好きなママには絶対向いてない。学力的には合格できても、おそらく親同士の付き合いや金銭感覚の違い、学校でのマナーや礼儀が大変と思うよ?そもそも息子のキャラに合ってない。慶應行くなら、大学受験からなら関係ないかもね」と言われたのを思い出しました。
その時は「慶應ボーイ、カッコ良くない?親は紺スーツさえ着てればいいんじゃないの?」と全く何もわかってなかったけど。
しかし、横浜雙葉の友達の話を聞いて、そういう事ではなかったんだなと。ほんと知らないって怖い。
でも、いろんな世界があるんだなと、大変勉強になりました。
そんな良妻賢母の雙葉ママと結婚して家族で1番幸せなのは、実は旦那さんじゃないか?と思いました。女の私ですら、横浜雙葉ママを嫁に欲しいくらいだわ😆
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