女子御三家　雙葉①

カニが3キロで一万円ちょい❤️

年末年始対策に。

終了直前ブラックフライデー！SALEクーポンで11500円★5300円OFF！2個で11000円OFFアリ送料無料最大3kg★選べるメガ盛元祖カット済生ずわい蟹or生棒ポーションor爪下肩肉3kg かにカニむき身鍋カニしゃぶお歳暮お取り寄せギフトグルメプレゼントズワイガニ

楽天市場

女子御三家の中でも、桜蔭や女子学院の話は結構頻繁に聞くけど雙葉の話ってなかなか聞く機会がないですよね。

御三家の例えとして、道に空き缶が落ちている時、

桜蔭→本や参考書を読むのに夢中で気付かない

女子学院→友達みなで缶蹴りを始める

雙葉→きちんと拾ってゴミ箱に捨てる

と言われています。

ちなみに、こちらの本の著者は、空き缶の喩えをこんな風に書いてました。

女子御三家桜蔭・女子学院・雙葉の秘密（文春新書） [ 矢野耕平 ]

楽天市場

桜蔭……すぐさま缶を拾って捨てに行く(捨てに行く途中で原材料や成分をチェック)。

JG……考えごとにふけっていて、缶に気づかない。

雙葉……誰が捨てに行くのかを決めるジャンケンを始める(ただし他人が見ていたら、その人に見せつけるようにそそくさと捨てに行く)。

本の帯にはそれぞれの学校がわかりやすく絵にされてます。

二枚とも

左は、桜蔭生。他人の目を気にせず、ぎゅうぎゅうに参考書の詰まった鞄を足で挟んでいたり、カバンを挟んでいなくてもガニ股の自然体、周りの目を気にせず、髪型やオシャレに無頓着。男勝りで負けん気が強く、東大目指して一直線。

真ん中は、女子学院。

茶髪で身なりに気を使い、オシャレ。

私服姿で元気に飛び跳ね、勉強中は上の空。

個性派で自由を愛する女子が多い。

実際に制服はなく、私服。

右側は、雙葉。

姿勢正しく、座っていても、立っていても、いつも手を前で揃え、足をきちんと美しく閉じてる。

他人の目を常に意識し、お行儀よく、控えめな目線、女らしい仕草に溢れている雙葉。

学校のカラーが非常にわかりやすい絵です。笑

ちなみに学力は（SはSAPIX偏差値の略）

雙葉（S58）く　女子学院（S61）く　桜蔭（S62）です。

御三家って言っても、カラーが全然違うのね。

女子校の違いを赤裸々に書いたこんな本もありますよ。

女子校礼讃（中公新書ラクレ　705） [ 辛酸なめ子 ]

楽天市場

こちらは同じ著者の本。

女子校育ち（ちくまプリマー新書） [ 辛酸なめ子 ]

楽天市場

そんな御三家の中でも、特に謎に満ちた、ある意味、閉ざされた学校、雙葉。どんな女子が合格するの？？一体、どんな学校なの？と興味ありますよね。

そもそも、中学受験からしか入試がない学校と、中学受験もあるけど小学校受験もある学校って、同じ私立でも全然違うと感じます。

というわけで、今日は雙葉に通っているお友達から聞いた、雙葉の事を書きたいと思います。

小学校受験のある雙葉中や横浜雙葉中。雙葉中といっても、色んな雙葉系列の小学校があり、私のお友達は横浜雙葉からそのまま上に上がり、横浜雙葉中に進学されました。なので、厳密に言えば雙葉とはまた違うのかもしれませんが、何かご参考になれば。

まず、小学校から横浜雙葉に入学するお子様はどのようなお子様か？を書いていきたいと思います。

小学校から入学した子達は皆、手提げカバンやランチマット、箸入れ、体操袋など全て手作りが当たり前だそうです。

横浜雙葉は小学校受験のペーパー難易度も高い為、かなり学力も必要ですが、それだけではなく、お行儀、食育がかなり必要な難関校なので、横浜雙葉に通うお子様は、幼い頃から専業主婦のお母様がきちんと手をかけ、家庭では季節の行事をやり、季節のお花を飾り、食育、お行儀、礼儀、ご挨拶を徹底させ、かなり手の込んだ手作り弁当を毎日作るのが当たり前です。

その教育方針をきちんと把握している家庭であってほしい為、小学校受験の場合は、お母様自身が横浜雙葉もしくは雙葉出身者である場合がほとんどで、なかなか外部の学校出身のお母様のご家庭は合格がもらえないんだとか。

お子様は幼くても賢く、お行儀良く、礼儀正しく、ハキハキと答えられ、しかし、周りを見て、困っている子を助けたり、散らかっている物を誰にも言われなくてもサッと片付けられる子ばかり。

試験でも、自分のしたい事ばかり主張する事なく、いろんな人の意見を聞いて、困っている子を助け、自分の主張は相手に協力できる強みとして主張しつつも、他の子の良さも引き出し、きちんと協力できる協調性のある子か？を行動観察でチェックされます。

それと同時に、お母様の家庭力や躾の様子も、手作りのお弁当の中身やお子様のお弁当の食べ方などを試験管に見られるし、面接での親子の振る舞い、家庭や子育てについての親の考え方、お母様は専業主婦だけど、お父様の収入だけで12年間通い続けられる財力があるか、なども学校側はひっそりと見ている事でしょう。

そういうテストをして皆さん、小学校に入学されます。

そこに中学受験組が途中で合流するわけですから、当然、中学受験組にも、ある程度、同じような育ち方をした家庭を望んでいたり、所作や振る舞いについても、合流しても違和感のない家庭を望んでいるんだろうなという事は、皆さん、なんとなくわかると思います。

なので、同じ中学受験でも、根本的に学力だけしか見られない中学から学校がスタートしてる私立中学と、小学校受験のある私立中学では、ちょっと違うんです。幼稚舎（小学校）のある慶應3校も雙葉と同じと思います。どっちの学校も中学に行っても保護者はみな紺一色で、思いっきり小学校受験時代を引きずっている文化のようです。

当然、中学受験の面接や入試でもお子様の育ち、マナー、食育、お母様の母親力を見られるでしょう。

なぜなら、それが合わないと学校の教育方針と家庭の考え方が合わず、こんなはずじゃなかった、想像と違っていたと、お互いに不幸になるからです。

親御さんも、家庭科が苦手で料理や裁縫、刺繍が苦手なお母様、ボランティア精神のないお母様、働いていて忙しく、子供に時間をかけられないお母様、男女平等や家事の分担は夫と折半が当たり前と思っているお母様は、おそらく、この学校には向かないと思いますので、回れ右をしましょう。

他にも都内の雙葉出身のお友達がいたのですが、こちらも実家は裕福で、ご本人はこれまでの人生で見た事ないほど料理上手でした。そして、家は常に美しく装飾されてました。

つまり、簡単に言うと、雙葉は古き良き時代の大和撫子育成所のような学校に感じました。（※個人の感想です）

桜蔭が男勝りで勉強に命をかける独立心旺盛な女子、女子学院が自由とオシャレを好む自己主張強めの個性派女子の学校なら、雙葉は空気を読み、慎ましく、女性らしく、ボランティア精神旺盛で人に尽くす精神の学校です。なので、その2校とはカラーが真逆の学校なのです。

偏差値的に御三家に行きたい！けど、桜蔭や女子学院に足りないから、雙葉にすれば良いか！などとは思わない方が良いです。

学校説明会にいき、生徒や学校の様子を見て、学校のカラーをきちんと把握しましょう。

ここに面白いページがあったので貼っておきます。

ご自身や娘さんが御三家の中なら、どこの学校のカラーに合っているか？が簡単にわかる診断テストです。

女子御三家適性診断テスト

女子御三家（桜蔭・女子学院・雙葉）適性診断テスト

www.tokyo-gosanke.net

雙葉のカラーは

おしとやかで謙虚、挨拶やお行儀、立ち振る舞いに優れ、どこに出しても恥ずかしくない女性。親も子も家庭内でも外でも、お手伝いやボランティア精神にあふれ、困っている人がいたら、そっとフォローや配慮ができる処世術のある女子の学校です。

また、その母親もお料理が得意、手作り大好き、お裁縫や刺繍などの手芸が得意、のように家事も育児も手抜きしない理想的な主婦で、子育てをし、母のように自分もそうありたいと思う子、もしくは娘を雙葉出身の自分と同じような環境で育てたいと思う家庭の子供がいくような学校です。

地方出身の方はピンとこないかと思いますが、雙葉出身と聞くと、都内に昔からいるお姑さんからの受けは抜群で、嫁としては最高で、是非とも息子と結婚してほしいと願う親が多いそうな。

元々、裕福で家柄も良いお嬢様なのに、脈々と受け継がれる料理や裁縫力、性格も謙虚で男性に優しく、家庭的な人が多いため、夫を大切にしてくれそう、子育ても家庭も安心して任せられそうと思われるようです。ただ、そのような妻と結婚できる男性には妻がずっと専業主婦でいても了承できるだけの稼ぎと心の広さが必要ですが。

学校のカラー的にも学力はあるのに、謙虚で負けん気も強くない為、中学受験を経験済みの元々実家が裕福な家庭の男性や、高学歴となり後天的に裕福になった仕事を頑張る男性からの支持率が高いのもうなずけます。

まさに理想の嫁だからです。

ーー