小学校の読み聞かせへ(小学校3年生) | 勝田香子のブログ♪

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ナレーターの勝田香子です!
383gで生まれた自由人の息子(小3)とどうやって稼いでくるのか謎の小劇場役者の夫をナレーターしながら育ててます。
気のむくままつづりますo(^-^)o

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今日から、息子の小学校で、保護者による読み聞かせが始まりました。

月一回。

去年より1回少ないようですね。

 

読み手があまりいないらしい。

私は、逆にこれくらいしかお役に立てることはないのでは、

と、積極的に参加しています。

去年もおととしも他学年や他クラスに行き、

今年はわが子のクラスで2回読むことが決まっています。

 

いや~~~~~、

今日、ギリギリに到着して一番びっくりしたのは、

息子が教室にいないこと。

 

え???

私より20分近く先に、夫と出たはず。

追い抜いた覚えもない。

 

担任の先生は

「大丈夫です、こんな感じの日が多いので」

と。

最近注意を受けて、気を付けていたんです。

家は間に合う時間に出てるんですよ。

そして最近早く行けて喜んでいたのになぁ。

 

とりあえず、わが子のいないまま、スタートすると、

ほどなく、真っ赤な顔をして到着。

 

「Kくん、来た来た」

とクラスメイト何人かにいわれると、

恥ずかしそうにしていたので、

あまりいじらないようにしました。

 

クラスメイトもそれ以上は言わず…優しい。

 

さて、今回選んだのは、

のぶみさんの『爆弾になったひいじいちゃん』です。

 

 

特攻隊のお話。

 

夏休み前の読み聞かせです。

夏休み、おじいちゃんおばあちゃんに会う人もいるだろうから、

ひいじいちゃん、ひいばあちゃんの戦争体験があるなら、

聞いてもらいたかったし、

何よりこのことを知って、8/15を迎えてほしかったからです。

 

時に大きくうなずいたり、

目を潤ませたりしながら、

本当に一生懸命聞いてくれました。

 

子どもにもわかるように、

大切なことを簡潔に書いてある絵本で、

とてもいいなと思いました。

 

絵本ですが、文章だけで伝わるのも、

大人数への読み聞かせに向いています。

 

朝からどうしても少ししんみりしちゃうかな、

とも思って少し作品選びは迷ったのですが、

やはり大切なことを伝えることができてよかったなと思いました。

 

息子のひいじいちゃんが、戦争に行ったこと、

その弟はインパール作戦で亡くなったこと、

私たちは生き残った人から繋がれて尊い命なんだという話もしました。

 

夏休み、おじいちゃんおばあちゃんに会いに行く人は、

もし戦争体験をしていたら是非聞いてみてほしいと伝えました。

 

子どもたちのキラキラした目と反応がすばらしく、

私が一番、生きる力をもらって帰ってきました。

 

いつもは私が読み聞かせに行くと一番うるさく反応するわが子は、

今日はおとなしかったです。

ちょびっと遅刻したからかな。

帰ったら今日の読み聞かせについての感想を聞いてみよう。