女優河合優実の怖いくらいの魅力をぞくぞくしながら楽しむ映画。
開始早々、これは今の私で観たらダメだと理解し、
できる限り20代の気持ちで観るよう試みました。
今の私なら平気なこと、許せること、嬉しいこと、
どうでもいいこと、気にならないこと、
どっちでもいいこと、こっちの方がいいこと、
ドキドキ、イライラ、ずるさ、背徳感…
いろんな種類の感情の満ち引きを楽しみました。
河合さんはもちろん、他の役者さんたちも例外なく素晴らしく、
若いいい役者さんがいっぱいいるんだね、
と実感。
後半に唐田えりかさんが短い時間にかっさらうという。
役者の宝石箱でした。
そして令和男子は…こうなのか、というのも感じました。
彼氏①がこうで彼氏②がこうで、
という私の小さな脳みそで予測できる方向“じゃない方”に、
良くも悪くも裏切られる。
だから、なるべく若い気持ち、
今の感覚になろうと思いながら観るというのが
面白い体験でした。
私が勝手にそうやってみたんだけども。
乗りこなそうとした、っていうのに近かった。
河合さんが別人のような表情になったのもすごかったなぁ。







