私達の住むバーデン・ヴュルテンベルグ州も、昨日木曜日から6週間の夏休みに突入。
先週金曜日既に「成績表・Zeugnisse」が手渡された上に教科書も返却、息子によると
最後の3日間は、ほとんど授業をしなかったとか。
最後の授業となった火曜日には、皆でアイスクリームを食べに出かけたそうです。
これも屋外学習...なのかな?
そして夏に限らず、休暇中の宿題もありません。
「子供も学校・勉強から離れ、しっかり休養しましょう!」というのが、ここドイツ式。
以前のブログにも書きましたが、成績表は数字による6段階評価。
2年生に「ドイツ語」「算数」のみを、そして3年生より全科目の評価を受けとります。
日本と反対で「1」が一番良く(=Sehr gut)、「6」は落第を意味します。
その他学習態度・その子の性格や適正能力等文章による評価も成績表に書かれています。
日本と違うのが、小学校でも留年と飛び級が認められている事。
息子のクラスでも2人の女の子が留年決定、そして2人の男の子が「特別クラス」へと移ります。
この特別クラスというのは、学力に欠けていると思われる生徒の為のクラスで、通常の生徒数と
比べると約半分、少人数で授業が行われます。
息子の小学校では3年生より設けられており、近郊小学校からもこのクラスへ移動してくる
生徒もいます。
主人やママ友達の話では、私達世代が小学校の頃、低学年で留年する子はごく稀だった
と...
↑2年生最後のイベントとなった「Leseabend」
。
前回5月に全員が寝袋を持って教室で催されましたが、今回はその屋外バージョン。
寝袋の変わりにマットを持参、ミニテントを持ってきた子もいました。
好きな本を持って、友達と一緒に読むという良い機会ですね。
場所は学校敷地内の庭、幸いにも天候に恵まれ気持ち良さそうでした。
3年生からがいよいよ本番。
優しかった担任の先生ともお別れ...
日本語を維持させるだけでも大変なのに、この先どうしましょう?