かなり遅くなってしまいましたが…

きょもたんHPB企画〜拍手ラブラブ


COACHのムービーを見てきょもほくで妄想が浮かんでしまったので、今回はお久しぶりのきょもほくCPです照れ



ただ…このきょもほくをどのお話のきょもほくに演じて貰おうかな…と悩んだ結果…

私の中でやっぱりこのおふたりがしっくりくるかなぁと思い、『俺だけの秘密』の続編を書くことに決めましたニコニコ


きょもたんのお誕生日からずいぶん日にちが経ってしまったので需要があるかはわかりませんが…読んで頂けたら嬉しいです(*ᴗ͈ˬᴗ͈)ꕤ*.゚




  俺だけの秘密〜after that〜


※閲覧注意。(BLです)


苦手な方はUターンでお願い致します。




(きょもたんラブラブHPB企画)

松村北斗×京本大我



北斗side



以前はふたりきりになるとかなり気まずい雰囲気だったんだけど…

俺が頑張って歩み寄った甲斐があり、ここ最近は普通に会話もできるくらい京本との距離感がかなり縮まった。



そして…俺は今、絶賛片想い中の京本とショッピングデートをしている。


いや、デートと思っているのは俺だけなんだけど…。



実は「友達への誕生日プレゼントを一緒に選んで欲しい」なんて嘘の理由で付き合ってもらってるんだけど…





なんて…真剣に選んでくれる京本に若干の罪悪感は感じつつも…


「いいね!それにしようかな」


大「うん、いいと思う!」


なんだか恋人同士になったかのような雰囲気に思わず口元が緩んでしまう。




買物が終わり、カフェで休憩。


今日の買物の本当の目的は…

京本への誕生日プレゼント。


そして…今日こそ俺の想いを伝える。




「京本…あの、さ…」

「これ…」


大「…え…?」


先ほど購入したプレゼントを差し出すと、

めちゃくちゃ困惑顔の京本。



「誕生日おめでとう」



大「…え?…俺…に?」


「うん…友達のって言ったけど…本当は京本への誕生日プレゼントだったんだよね…嘘ついて付き合わせてごめん…」



大「…本当に?俺が貰っていいの…?」


「京本の為に買ったんだよ」



大「北斗…ありがとう。嬉しい」


頬をピンク色に染めて

嬉しそうに箱を見つめている。




き、京本…あの…さ、ぉ俺…

京本のことが…すっ、、すっ、、」


頑張れ、俺!!



「京本のことが好きっ、です…」



大「えっ…、ぁ、あの…それって…?」


揺れる瞳で俺を見つめる京本。



「…恋愛的な意味…なんだけど…」


と答えると、京本が俯いて黙ってしまった。



………

沈黙が気まずい…。




大「…いつから…?」


「…え…?」


大「いつから…その…俺のこと…?」



「あぁ…えっと…

ビジネス不仲あたり…くらいから…かな」


大「えっ…そんな前から…」


またしても困惑顔で黙り込む京本。




ここ最近の京本との雰囲気的に、もしかしたら脈があるかも…なんてほんのちょっと期待してたんだけど…


完全に失敗した。

俺、超絶恥ずかしいヤツじゃん…



「変なこと言ってごめんっ…忘れて」


あまりの恥ずかしさと、この気まずい沈黙に耐えきれず…帰ろうと席を立とうとしたら



大「北斗」

京本からプレゼントらしき箱を渡された。


「…え、俺に?」


大「うん、開けてみて」



リボンを解き、箱を開けると…

俺が京本にプレゼントしたカードケースの色違いが入っていた。


「…これ…」


大「北斗気に入ってたみたいだから…プレゼントしたくて買っちゃったんだよね…」



「…なんかごめん…」



大「俺は嬉しいよ?」


「…え…?」

大「北斗とお揃い、俺は嬉しいよ。

…これが俺の返事なんだけど…」



「…それって…」


大「受け取ってくれる…?」



もっ、もちろん!喜んで!!」


大「ふふっ、良かった。

…俺たち…ずっと両想いだったんだね…」



「京本…」


京本を見ると目が潤んでいる。



そんな京本に愛しさが込み上げてきた。



「京本大我さん、俺と付き合ってください」


大「っ…、はい、お願いします」



そう言って涙を流した京本は

眩しいくらい最高に綺麗だった。






「…ところでさ、俺がプレゼント貰ったら誕生日プレゼントの意味なくない?」


大「北斗が嘘つくからじゃん」


「ごめん…」


大「ふふっ、でもそれよりももっと嬉しい誕生日プレゼント貰えたから…俺幸せだよ?」



可愛いさMAXの顔でそんなこと言われたら…

帰したくなくなるじゃん…。


いや、でもお付き合い初日に流石にそれは引かれるか…



なぁんて葛藤している俺にはお構いなしで

手を繋いでくる京本…。



無自覚って罪っ!!



まぁそんな所も彼の魅力ではあるんだけど。





「京本あのさ、ひとつだけ聞きたいことがあるんだけど…」




「さっきさ、俺たちずっと両想いだったって言ったよね?」


大「うん」


「京本はいつ頃から?」





「なんでよっ?!」


大「ふふっ、

いつか気が向いたら教えてあげるね」




fin.




きょもたんラブラブ

Happy Birthday!!