※閲覧注意。(BLです)
松村北斗×京本大我
北斗side
慎「ちょっとキツイこと言っちゃったけど…
俺は北斗のこと応援してるから」
「慎太郎…」
慎「とりあえずさ、まずはお互い連絡先交換するところからじゃない?」
「ハードル高っ…」
慎「…北斗…マジで言ってる…?」
「…えっ…マジだけど…」
慎「はぁ〜っ…先が思いやられるね…」
「…返す言葉もありません…」
慎太郎に溜息をつかれてしまった。
慎「北斗明日早いんでしょ?今日はもう寝よ?きょもとのことはまたゆっくり話そ」
「…わかった。京本をソファで寝かすワケにいかないからとりあえず寝室に連れてくね」
ソファで気持ち良さそうに寝ている京本を起こさないように抱きかかえ、寝室に運ぶ。
京本の体温と可愛い寝息を間近で感じ…愛しさが込み上げてきて、このままずっと腕の中に収めておきたい…なんて思ってしまった。
慎「…北斗さ〜ん、寝込み襲っちゃダメよ」
「おっ、襲うワケねーだろ!!」
大「んぅ…」
慎「しーっ!!北斗、声が大っきい!
きょもが起きちゃう!」
『お前が変なこと言うからだろ!!』と言ってやりたかったけど…グッと堪えて京本をベッドに寝かせた。
今まで誰も入れたことのない寝室に京本がいるっていうだけでもヤバいのに…
俺が普段寝ているベッドに京本が寝ているという状況が…なんだか夢のようで不思議な光景を見ているようだった。
慎「北斗?」
「…あぁ、ごめん…見惚れてた」
慎「ふふっ、素直じゃん。笑」
「…慎太郎…」
慎「ん?」
「俺…ちょっと頑張ってみようかな…」
慎「うん、俺も協力する!」
そう言ってニッコリ笑ってくれた慎太郎の笑顔が心強くて…
今まで抱えていたモヤモヤが晴れていくように気持ちが軽くなった。