（前ページからつづく）
アマチャヅルに似たツル性の植物が幾つかあります。
「ヤブカラシ」や「カナムグラ」などです。
見分けるポイントを簡単に書きますので採取のときに参考になさって下さい。
〔 アマチャズル 〕（ウリ科）
アマチャヅルは葉の全体に細かい毛があり、巻ヒゲは葉と茎の間から出ています。
葉は３～７枚の小葉からなり、鳥の足のような形状です。
黄緑色の小花を多数つけます。
雄花と雌花は別の株につき、花をつけないものが多いので見かけることはあまりありません
写真： 四季の山野草
[ カナムグラ ] (アサ科）（ブログはここをクリック）
葉は5－12cmの大きさで、手の形をしていて荒い毛がありざらつく。
茎や葉柄に下向きのトゲがあり、素手で触ると痛い。
（雌雄異株） 雄株小さい花 雌株の花
写真：カナムグラ
〔ヤブカラシ〕（ブドウ科）
葉面にはまったく毛がなく、巻きひげも葉の反対側から出ている。
私たちの周りにはいろいろな植物があります。
いつも身近な植物に関心をもつようにしましょう。
手で触れて、香りを嗅いでみましょう。
次第に似たような植物でも区別がつくようになるでしょう。
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