生きた技を作る❗ | 群の拳術日記

群の拳術日記

拳の道に終わりなし!!

技の習得段階として、、


まず、


①一人の状態で、突き蹴り、受け、投げなどを行い、身体に馴染ませる。


次に、、


②対人の約束組手で、それらを何回も打ち込み、実際のシチュエーションの中で使う練習をする。


そして最後に、、


③対人の自由組手、自由攻防で実際に使えるようにする。


この三つの行程があり、このサイクルを何度も何度も繰り返し、本当に使える生きた技を習得するのである。


ところが、色々な動画など観ると、①と②だけで技を習得した気になっている場合が見受けられる。


①と②は確かに重要であるが、そこまでは行程の50%、、


残り50%は、自由組手の中にあり。。


忘れてはならない。


相手は生きて動く人間である。


しかも、本来的には、こちらの攻めは全て受け、捌こうとし、当人の攻撃は全部こちらに入れて、倒すまたは制圧しようとしているだ。


人形のように黙って受けてくれる訳がない。


①と②は技を作る上で、非常に重要で、必要不可欠であり、生涯磨かなければならないが、


それだけで終わらせず、


自由攻防まで繋げること。


仮モノやお飾りのような技ではなく、生きた技を習得したい、と思う今日この頃である。

(というか、いつもだけど、、😁😁😁)


(了)。