去年の8月22日 その二 | 悲しみ

悲しみ

令和4年8月24日に出会って16年、結婚生活15年弱を共にした妻が55歳で永眠しました。妻に会いたい。

そして22日翌朝、妻がしんどそうにしていてバルスオキシメーターも80台だったので8時に訪問看護の看護師さんに電話して大至急家に来てもらいました。

そして看護師さんが救急車を手配しました。

救急車は直ぐに来ましたがなかなか出発しませんでした。

行き先の病院を探していたのかもしれませんが僕の思いは妻のかかりつけ病院以外考えられませんでした。

結局、かかりつけ病院に行けることになりましたが、家から病院まで道のりが長く感じられました。赤信号でも進んでいたのに。

病院に着いたのは10時過ぎだったと思います。そして妻は救急処置室へ連れていかれました。

しばらく僕は待合室で待った後、妻は感染症に

なったと聞かされました。

感染経路は前からあった足の潰瘍傷か、腸からかどちらかは分からないということでした。

22日夜中1時過ぎ、嘔吐したときに妻は近日会う予定にしていたケアマネさんにメールを出そうとしていました。

嘔吐して、苦しくて、意識も朦朧としていたのに。

そのとき僕は妻の義理堅さ、生真面目さに心を打たれました。

そういう人だとは分かっていましたがここまでとは。

普通の人ならとてもそんなことはできないはずです。