コーチング、和気香子
こんにちは。
エグゼクティブ・コーチの和気香子です。
昨日は、主宰した「自己と他者を理解しコミュニケーションを改善するワークショップ」に参加しました。
予め質問に答えて出てきた自分の性格タイプを使ったワークショップでした。
これがかなり興味深いものでした。
例えば、物事を判断する時に、思考を優先するタイプと感情を優先するタイプがあります。
思考タイプと感情タイプが各々グループを作り、以下の質問への答えをかんがえます。
「研究グループ全員で行った研究発表をハワイの学会で全員で行うことになりました。
しかし、学会の一週間前、予算の関係で学会には一人だけ行けないことになりました。
あなたはどうしますか?」
私は感情グループでした。
他の人と話し合った結果、「三人で行く方法を考える。そのためには、①交渉する、②二人分の予算で三人行ける手段を考える、③予算が足りない分を三人で負担する、方法の順に試そう」ということになりました。
終えてから、思考グループと感情グループがお互いの答えの説明をします。
思考グループは、「二人で行くことを前提に、三人で役割分担をします。一人は日本でサポートする役割、一人はハワイで発表の主体になる役割、もう一人はハワイでサポートする役割」といった具合です。
感情を優先するグループは、「今まで皆でやってきたから、皆で行きたい!」という気持ちに基づいて考え行動し、思考を優先するグループは与えられた課題に対してどのようにするのが一番良いかを考えて行動するようです。
グループで、明らかに違う思考・行動パターンを取ったことが分かり、「自分の考えが当たり前ではないのだ」と実感できました。
いやあ、「普通は、こうするでしょ?」という言葉は本当に無意味なんですね。
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