目に見えないからといっても | エグゼクティブ・コーチ 和気香子

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普段の思考パターンではどうしても出てこないことが、ふとした瞬間に閃くことがあります。
そんな状態を意図的に作り出して、色んな気づきを得てもらうことで将来の夢・ビジョンを明確にしたり、課題解決のためのヒントを見つけるお手伝いをするのが私のコーチングです。

コーチング、和気香子

こんにちは。
コーチの和気香子です。



今日、ある出来事から思ったことがあります。

自分の目に見えないから、聞こえないから、”無い”ということではない、と。

例えば、モスキート音というのが一時流行ったことがありますが、あれは、ある一定以上の高音は若い人にしか聞こえないという性質(?)を利用したものでした。
蚊の鳴くような音がどんどん高くなっていって、あるポイントを過ぎると聞こえなくなりますが、そのポイントがどこかで「お前は歳だな。俺は若いけど」なんて言い合ったりしたものです。
聞こえないからと言って、その音が鳴ってないわけではないのです。

そして、私の視力は今は手術で0.8位ありますが、悪い時には0.03位でした。
昔見えたけど、視力0.03の時には見えなかったもの、今は見えるけれど、0.03の時には見えなかったものがあります。
だからと言って、そのものが”無い”とは思いませんでした。

それと同じで、例えば、ある人の一面しか見えないからと言って「あなたは寂しがり屋だから」、「あなたは不器用だから」というような断定口調で伝えるのは、なんか違う気がするのです。

ある瞬間は寂しがり屋かもしれない、不器用な態度しか取れない相手がいるかもしれない、ってだけです。
ず~っと、生まれてから今この瞬間まで絶え間なく”寂しがり屋”だったり”不器用”なわけはないのです。

誰が聞いても心地いい単語ならいいです。
”素敵”とか”素晴らしい”とか。
そうでない場合は、言われた相手にとって、どんな影響を与えるのか、想像してから口に出したいなと思います。



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