こんにちは。
コーチの和気香子です。
5月16日(木)19時、ワークショップ、【誰でもできるコーチング・コミュニケーション】を開催します。お陰さまで満員御礼となりましたが、定員を増やしましたので、ご関心ある方はお問合せ下さい。
詳細はこちらから。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20130413/18/kyokowaki/57/82/j/t02200193_0240021012498956376.jpg?caw=800)
VAKと言われるものがあります。
V(Visual):視覚
A(Auditory):聴覚
K(Kinesthetic):触覚(体感覚)
人によってどれが一番優位に使っているかでタイプ分けしたりします。
私はKだと言われることが多いです。
今日のテーマはVAKとは別に、”記憶が衝撃的に蘇ってくる”感覚についてです。
私の場合、街で流れている曲が耳に入ってきた時に、その曲をよく聴いた頃のことを突然思い出すことがあります。
全く忘れていたシーンが鮮やかに蘇ってきます。
上の言葉を書きながら、「いちご白書をもう一度」を思い出しました。
頭の中でメロディが流れて、高校時代にフォークソング部(幽霊部員ですが)のコンサートでその曲を歌ったシーンが浮かんできました。
卒業後に全く音信不通のなっちゃんとユミちゃんの顔も浮かんできました。
特に印象深いエピソードでもないのに、かなりはっきりと思い出されます。
視覚よりも、触覚よりも、味覚よりも、記憶と結びついている感覚としては聴覚の方が強い気がします。
けれど、聴覚よりも嗅覚の方が記憶との結びつき方は、より一層強いと感じてます。
母方の祖母の家の独特の匂い。
あれが何の匂いだったのか分かりませんが、時折同じ香り(香りというような馨しいものではないのですが)を感じることがあります。
そして、只のシーンではなくて、感情が襲ってきます。
聴覚で出した例は友達で、嗅覚で挙げた例が祖母であるので、私の持つ思いが後者の方が強いのは明らかなのですが。
他の例を今思い出せないのですが、匂いと共に蘇ってくる記憶の鮮烈さは他のどの感覚で思い出すものよりも強いと感じてます。
それは、人間の五感の中で嗅覚が最も古い感覚だからだと勝手に解釈してます。
より本能に近い感覚だからだと。
プルーストの「失われた時を求めて」でも、昔を思い出すきっかけとして香りが効果的に使われてます。
調べてみたら、プルースト効果とも言われているみたいですね。
何度も挫折した「失われた時を求めて」ですが、そんな視点から読んだらもう少し読み続けられるかもしれません。
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