モノと心への思い込み | エグゼクティブ・コーチ 和気香子

エグゼクティブ・コーチ 和気香子

普段の思考パターンではどうしても出てこないことが、ふとした瞬間に閃くことがあります。
そんな状態を意図的に作り出して、色んな気づきを得てもらうことで将来の夢・ビジョンを明確にしたり、課題解決のためのヒントを見つけるお手伝いをするのが私のコーチングです。

今、断捨離が流行ってますね。
家にあふれる物を捨てることで、新たな心の状態を手に入れられるとのこと。

私も昨年、心ならずも断捨離をする羽目になりました。
不景気の折、お給料やボーナスカットがあり、それまで借りていた部屋の家賃を払うのがきつくなり、当時の彼の家に転がりこんだのです。

そのために、家財道具一切合切を処分し、服やバッグも最小限に減らしたのです。
テニスラケット、果物鉢、茶托、着物、花瓶、等々。
その部屋に住んで10年近く、殆ど使ってないものが沢山。
洋服もコートだけで10着ほどあったり。
泣く泣く棄てていくうちに、段々気持ち良くなり、今度は気前良く(?)捨てるようになりました。
最後は、段ボール箱大の衣装ケース6箱と箪笥の引き出しサイズの桐箱1つに収まる量になりました。
服と靴など身の回りのものだけです。

家電や家具を処分するのは、金銭的な意味で大変でした。
20万円もかかったのです!

金銭的な痛みと処分した本への未練は別として、気分はスッキリ!

その彼とは別れたため、また引っ越す羽目になり新たに全てを買い直したのですが、懐事情から最小限のものを揃えるだけにしました。何しろ、最初はテレビも無しでラジオで暮らした位です。
気の毒に思ったのか、友達がアナログテレビを恵んでくれました。パソコンがないのは同じ理由からです。

さて、前置きが長くなりましたが、「××がなければならない」という気持ちとはオサラバできたのです。
それが発展して、「チークはシャネル」と決め込んでいたのが、百均や無印のものでも大丈夫になりました。
モノに関する思い込みから解放されたのですね、きっと。
心も同じなんだと思います。「●●でなければならない」という思い込み、つまり、リミッティング・ビリーフから解放されるとスッキリするのです。「~でなければならない、であるべき」って誰が決めたのでしょう?
知らないうちに、自分で決めたのですね。
自分で決めた思い込みによって苦しんだり、辛い思いをしたりするのは、勿体ないです。
もっと楽に幸せに暮らせるのに。

ちなみに、引っ越し後は、一つ買ったら一つ処分することでモノを増やさないようにしてます!







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