こんばんは。

 

森澤恭子です。

 

東京都議会議員(品川区選出)、

無所属(東京みらい)で活動しています。

 

15日のデジタルサービス局の質疑の続きです。

 

新しいビジネスモデル・新しい価値の創造を目指すスタートアップとともに「未来の東京」を共創するため策定された「スタートアップ協働戦略ver1.0」について質疑をしたのですが

 

 

スタートアップとの関係性、私がこれまで問題意識をもって投げかけてもなかなか理解が得られなかった点について、やっと!前向きなやりとりができて嬉しかったですおねがいおねがい

 

 

「スタートアップ協働戦略ver.1.0」について

Q)スタートアップからは実証場所の提供の要望が多いが、時に、課題を解決する新しい技術やサービスは現状の法律や条例の枠を超える場合もある。私も実際これまでスタートアップの方々からそのような相談をいくつか受けたことがありますが、都にはそのようなスタートアップの相談をうけとめる風土がなく常々残念だと感じてきました。
スタートアップと共に東京の成長を実現するには、スタートアップが直面した規制改革などを関係機関や国に働き掛けるなども一緒に取り組んでいくべきと考えますが、見解を伺います。

答弁概要)
〇都はこれまでも、先端プロダクトを実装するためのフィールドとして都政現場を提供するなど、スタートアップとの協働に取り組んできた
〇さらなる協働を推進するために取りまとめた「スタートアップ協働戦略ver1.0」に基づき、都立大学との共同研究や大学保有の施設活用などの取組を進めていく
〇これら様々な協働の実践を積み重ねていく中で、スタートアップとの対話を進め、これまでの制度や仕組みなどの構造的な課題を浮き彫りにし、規制緩和が必要となった分野に対しても、柔軟な発想とアプローチで向き合っていく


↑↑

ここです。すごく大事なことです!!

右差し積極的にスタートアップの課題を聞き取って欲しい。どうやったら解決できるのかを一緒に進めていく姿勢を。

Q)スタートアップからは「協働に向けた都の担当者の熱意、知識・経験、レスポンスが重要」であるという意見があったと記載があります。
以前視察に訪れた福岡市の官民協働のスタートアップ支援施設では、福岡から企業価値10億円程度のスタートアップを福岡市に100社創出するという明確な目標を掲げ、福岡市の担当者も毎日のように訪れ入居者の状況などを気にかけているという話があった。市も含めて施設あげて、基本的に1年で成長し卒業してもらえるよう入居者も運営側も真剣勝負。 面談などを通じ、資金調達できそうか?などをフォローしているということでした。

 

 

都も担当者がそういった熱量をもってスタートアップ支援を行っていくべき。今後、庁内公募なども行っていくということであるが、来年度どのように取り組もうとしているのか。

答弁概要)
〇今回行ったスタートアップ等への調査では、都がスタートアップをサポートするにあたり、都職員に対して熱い想いや起業等に関する豊富な知識・経験を求める意見のほか、スタートアップコミュニティでの都職員の存在感を高めることで、都の取組に関心をもってもらえるとの指摘があった
〇これらの意見等もふまえ、意欲ある職員の庁内登用を進めていくため、来年度、スタートアップ関連施策を所管する部署に職員公募制の導入を目指していく
〇また、民間のスタートアップ支援拠点へ都職員を派遣し、スタートアップとのコミュニティ形成、都連携イベントの企画などの業務に従事させることで、スタートアップ支援策等の知見やネットワークなどを都の事業へ還元していく


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意欲ある職員の公募、民間スタートアップ支援拠点への派遣!大事!


右差しコミュニティに入り込み、相互理解、関係性を築き、共通言語で話せるようになることがまず第一歩。
共に東京を成長させていこうと同じベクトルを向き、東京の社会課題解決が加速することを期待。

 

 


キングサーモンプロジェクトについて

 

「キングサーモンプロジェクト」については、3年前の第1回定例会の一般質問でお伺いした際、「将来大きく成長することが期待できるスタートアップ企業を選定し、都政の現場を活用した技術やサービスの実証実験を支援することなどにより、社会課題の解決に資する先端事業を東京から生み出していく」
「こうした取り組みの過程や成果をモデル化し、広く展開することで、後続の起業家の輩出を促す起業のサイクルをつくり上げていく」ということでしたが、
Q)過程や成果のモデル化、後続の起業家の輩出という点ではどのような取り組みがなされているのか、伺います。

答弁概要)
〇キングサーモンプロジェクトでは、プロジェクトを協働し、プロダクト導入を行ったスタートアップ、いわゆるキングサーモン企業が、都政現場で行ったプロジェクトを通して得られた成果・知見等を取りまとめ、専用ホームページ等を通じて発信
〇さらに、都内理系大学と連携し、起業に関心を持つ学生に対して、自身の経験や起業に至った思いなどを伝えるセミナーを開催したり、産業労働局のスタートアップ育成プログラムに先輩スタートアップとして登壇し、行政と協働するメリットや留意点、海外展開や成長に向けてのアドバイスを贈ってもらう等の取組を実施
〇今後も、都の様々な取組を効果的に組み合わせて、継続的に支援していくことで、キングサーモン企業の着実な成長と後続するスタートアップの輩出につなげていく


右差しロールモデルを見てエンパワメントされて、また後に新たな社会課題解決スタートアップが出てくるというサイクル確立に向けて、ぜひ引き続きしっかり組んでいただきたい。

⑫来年度においては、これまでの成果、スタートアップ協働戦略などをふまえてどのように展開していくのか、伺います。

答弁概要)
〇キングサーモンプロジェクトは2年間かけて行われる事業であり、初回は令和元年度に公募、令和2年度にかけて3件のプロジェクトを実施した。2回目となる今回は3年度に公募を実施しており、4年度に新たに3件のプロジェクトを実施予定
〇2月に策定された「スタートアップ協働戦略ver1.0」では、複雑・多様化する課題・ニーズに迅速に対応していくため、時代のニーズを機敏に捉え、課題解決に果敢に挑むスタートアップとの協働をさらに進めていくことが掲げられている
〇キングサーモンプロジェクトにおいても、これまで隔年で実施していた公募を毎年実施へと変更することで、スタートアップとの協働を加速し、課題解決とスタートアップの成長促進のスピードアップを図っていく


右差し社会課題の解決に資する先端事業を東京から生み出していく、というミッションを胸に、都と連携したからこそ成長が加速したというスタートアップが増えることを期待。

 

 

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東京都議会議員(品川区選出) 森沢きょうこ

 

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