こんばんは。

 
東京都議会議員(品川区選出)の森沢きょうこです。
 
先週末、龍円あいり都議にお誘いいただき、
 
インクルーシブ教育の勉強会へ。
 
障がい、スペシャルニーズがあってもなくても
みんなが一緒に地域の学校に通い、
普通学級で学ぶのが当たり前、
 
それがインクルーシブ教育。
 
これは、世界の流れであり、
国連の条約(障がい者権利条約)でも定められている。
 
大阪経済法科大学の一木玲子先生から
お話を伺い、いろいろと目からウロコ目でしたひらめき電球
 
 
基本的に、
今、日本では、
障がい、スペシャルニーズがあっても
地域の学校、普通級に通えます。
 
インクルーシブ教育の考え方でいくと、
特別学級や特別学校は「区別」ととらえられ、
障がいを理由として特別学校へ行ってください、というのは
差別になる、といういことでした。
 
ただ、現状では
実際、国がインクルーシブ教育予算を出していないため、
自治体に任されていて、
特別支援級や特別支援学校がすでに整備されている
都内の場合、就学前相談でそちらをススメられる場合が多いようです。
 
また、精神障害の場合は、普通級に行くと、支援員がつかない、という
制度上の問題もあるようです。
 
ちなみに、港区で障がいのあるお子さんを育てていた方が
大阪に引っ越ししようと、障がいに関する書類をそろえて、
市役所に問い合わせたところ
大阪では、障がいがあっても普通級に入るのが当たり前なので、
書類は一切必要ありません、
そのまま来てください、と言われた、というお話もありました。
 
同じ日本でもそんなに違うのか・・・叫び
 
インクルーシブ教育は
障がいがない子どもにとっても
違いがあって当たり前、
障がいがあってもなくても一緒に生きる、
という意味で、とても意義のあることだと感じますし、
 
真に
ダイバーシティー&インクルージョンな東京をつくっていくには、
不可欠なことだと思います。
 
この件に関してはもっと勉強していかなくてはいけないですが
深めていきたいところです虹