天皇皇后両陛下、
無事に日本に到着された
ようですね
今回即位後初めての
公式訪問がインドネシアになった事は
日本側にも、インドネシア側にも
もしかしたら(いや、絶対に)
何か政治的な背景があったかもしれません。
でも、そういうことは無しにしても
今回両陛下のインドネシアご訪問、
そしてご滞在はとてもとても
意味のあるものとなったと思います
インドネシア側にいる身としての
ひいき目ではなく、今回この国に
滞在中の両陛下の表情は(特に雅子様)
今までみたことが無いようなものでした
実際、宮内庁の方もそのような
発言をしています。
前置きが長くなってしまいましたが、
両陛下をそのような表情にしたのは
ここインドネシアの空気であったり、
「人」ではないかと思います。
大統領宮殿をご訪問なさった際
ジョコウィ大統領自らが運転する
カートに乗っている場面。
この時の両陛下の表情も素敵ですが、
このジョコウィ大統領の顔を見て、
そうそう、これなんだよね、
インドネシア人って
と思いました。
大統領夫人は同級生
ジョコウィ大統領夫人の
Irianaが、雅子様の
アテンドをされましたが、
実はIriana夫人は雅子様と
同い年です。
インドネシア人の、また暖かく
おっとりとしたジャワ人の
Iriana夫人のおもてなしが
雅子様の心をあったかくしたのでは、
と思います。
大統領宮殿でのスケジュールの
翌日以降、予定していなかったけど
雅子様も〇〇にご同行、という
記事が数回でましたね
同世代の女性外務大臣
そしてもう一人触れておきたいのが
Retno Marsudi外務大臣です。
インドネシア初の女性外務大臣で、
彼女も実は雅子様と一歳違いです。
雅子様の過去のキャリアは
全国民(全世界?!)が
知っていますよね・・
インドネシアという国の
外務大臣が同年代の女性であること、
かつて雅子様ご自身も外務省で
勤務していたということ、
その事実を踏まえて、このお二人の
対面の場面をみると、
雅子様はどんなお気持ちだったのかな、
と考えずにはいられません
このRetno外務大臣については
また別の記事で、いつか
もう少し別の視点からも
書きたいな、と思います
愛子様世代のインドネシア人たち
そして最後に、令和という
新しい時代の皇室、というお言葉を
天皇陛下もよく言われるようですが、
今回のご訪問でも積極的に
インドネシアの若者と交流されました。
両陛下が「娘の愛子も・・」と
愛子様のことを時々話される場面も
あったそうですし、しきりに
皆さんにも日本に来ていただいて
日本を見てほしい、といってくださった
ようですね
過去の大戦の歴史から、
インドネシアでも少なからず
日本の占領時代のことが
語られるのは事実ですし、
私たち日本人はそれを知る義務は
ありますが、下記のブログにも
書いたように特に若者は
その責任を今、現代の日本人に
とってほしいと言っているわけでは
ありません。
戦後生まれの天皇皇后両陛下と
戦後生まれの若者の人口が多い
インドネシア、これからの
日本とインドネシアの友好関係が
よりよいものになっていくこと、
私の願いでもあります
ながーくなってしまいましたが、
今回の両陛下のインドネシアご訪問で
感じたことをつらつらと
書かせていただきました