アジアのドラマが大好きですが
最近は韓国・中国ドラマを観ることが多く、
1年以上ぶりにタイドラマを視聴しました。
あらすじをチラリと見たら、
・ファンタジー要素
・時空越え(数百年~数千年の時空越えのネタ大好きです。笑)
・ちょこっと歴史(プラス文化)
・ロマンス
がしっかり入っていて
これは観るしかない!と視聴。
予想通りおもしろくて、
一週間ちょっとで一気に観ました。
そのドラマが ” The Bride of Naga ”
(タイ語の題名はさすがにわかりません~!
日本では放送されたのか?もわからないので邦題もわかりません。)
今回の記事で書きたいのは題名にもある "Naga" について。
あらすじの日本語訳は以下の通りです:
主人公アジア(Asia)は現代の小児科医として登場しますが、物語が進むにつれて、彼女が1000年前にナーガ(蛇神)アナンタチャイの恋人アナンチャリーだったことが明かされます。つまり、ドラマの時代設定は「現代」と「約1000年前の神話的な過去」の二重構造になっており、転生や因縁、神話的な愛と対立がテーマ
はい、あらすじにも出てきますナーガ(蛇神)がNaga です。
なぜこの単語について書こうと思ったかというと
インドネシア語にもNagaという単語があり、その意味は龍です。
ドラゴンフルーツのインドネシア語が
buah naga といいます。
buah = フルーツ・果物、naga がドラゴン・龍なので
そのまんまですね。
このnaga と言う単語はインドが起源です。
以下ネットからの引用です↓
🌏 地域ごとのナーガの意味と位置づけ
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インドでは、ナーガはサンスクリット語で「蛇」を意味し、特にコブラのような神聖な蛇を指します。ヒンドゥー教や仏教の神話に登場し、水や地下世界の守護者、または富の象徴として崇拝されます。
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タイやラオスでは、ナーガはメコン川などの水源を守る神聖な存在で、寺院の階段や屋根に装飾としてよく見られます。仏陀を守るナーガの伝説も有名です。
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カンボジアやミャンマーでも、ナーガは水と豊穣の象徴であり、王権や国家の守護者としての役割も担っています。
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インドネシアでは、ナーガは「龍」として知られ、バリ島などでは寺院の装飾や儀式に登場します。ヒンドゥー文化の影響を受けつつ、在地の精霊信仰と融合しています。
私が観たタイドラマの中ではまさに蛇の寺院があり、
川・湖のシーンもたくさん出てきました。
水のすぐそばでする儀式などもあります。
インドから南へ下がってきたこのnagaですが、
その一番南のインドネシアでは蛇ではなく龍です。
(蛇はインドネシア語ではular です)
そして上記引用させていただいた
地域ごとの位置づけをみて、
同じ東南アジアの国であるベトナムや、シンガポールは??
と私は思ったのですが、これらの地域では
インドよりも中国の影響が大きく、
龍 = naga ではなく、ローン(long) だそうです。
ん~興味深いですね!
シェアしたドラマ The Bride of Nagaは
インドネシア在住の方であればNetflixで視聴できます。
他の国ではどうでしょう・・わかりません!
龍の歴史については、
コテンラジオのこちらがとても
おもしろく参考になります↓