ペンネーム:京田辺のアラ古稀一休
11月1日から京都非公開文化財特別公開が始まり、法性寺(ほっしょうじ)の国宝 千手観音菩薩立像を見に行きましたこの像は藤原忠平が寺を創建した10世紀はじめ頃の作とされています普段は予約が必要で今まで行きそびれていましたので、この機会を待っていました
お寺の室内は写真撮影禁止なので、拝観後、入口にある案内看板の千手観音菩薩立像を撮影しましたやはり、実物の方が霊験あらたかで美しいと思いました
拝観後、法性寺から伏見街道を下り、東福寺の中門から東福寺の境内へ入りました
すぐ南に雪舟庭園がある芬陀院(雪舟寺)の前を通り、東福寺南側の六波羅門を南下しました
東福寺六波羅門と山門
すぐに筆の寺で有名な正覚庵の前に出ました
ちょうど筆供養の案内がありました11月23日に供養があるようでした
さらに南下して行くと、徳川家康の正室であった旭姫の墓がある南明禅院がありました衆知のごとく、旭姫は豊臣秀吉の妹でもありました有名な歴史の主人公に思わず合掌しました
さらに細い道を下って行きますと、伏見稲荷大社に出ました相変わらずの人出でしたが、中国からの観光客と修学旅行生などで本殿や千本鳥居はごった返していました40年ぶりでしたが以前と違って参拝者の半数以上は外国人のようでした
境内の東丸神社と神楽殿の間の細道を南へ進みますと、墓地があり、ぬりこべ地蔵の前に出ましたこのお地蔵さんは歯痛をやわらげてくれるとかで、念のためにお祈りしておきました
そこから南へ5分ほどで石峰寺に着きました黄檗宗で本山は萬福寺だそうです。中国風の入口が迎えてくれました
伊藤若冲が晩年に住んで、釈迦如来像や十大弟子、五百羅漢の石仏像を作成したことで有名ですが、石仏像は写真撮影が禁止で残念でしたまた、若冲のお墓もあり、素晴らしい石仏像を残していただいたことに感謝してお参りしておきました
境内は季節の花が綺麗に咲き、特にホトトギスがいっぱい咲いていました
京阪電車の東福寺駅から出発して、同じく深草駅で帰路につきました幸い天気に恵まれて約3時間ほどの心地よい散策でした