7月8日(月)、早くも梅雨明けとなり、
外出も躊躇する猛烈な蒸し暑さの中、
思い切って散歩することにしました
一か月くらい前に、あるテレビの番組で
上京区大黒町を紹介していたのを思い出し、
大黒町へ向かいました。
大黒町は西陣織の会社が多数集まる
西陣のど真ん中と聞いています。
私の生まれ育ったのは、大黒町よりもう少し北の地区ですが、
しばらく行っていなかったので、とても懐かしく、
またどのように変わったのか、わくわくしながら
堀川通りから寺の内通りを西へ進み、
浄福寺通りを左折すると目に飛び込んできたのは、
アスファルトの舗装ではなく、石畳が敷かれていて
落ち着いた雰囲気のするところとなっていました。
そして、いきなりうわさに聞いていた最近新しく作られ、
あちこちに掲げられつつある仁丹看板に出会うことが出来ました
同じく真新しい仁丹看板(上京区浄福寺通り上立売上る大黒町)
しかし、この看板は、設置されてそう時間が経っていないはずなのに
もう文字が一部消えかけています
ということは昔の塗装の方がいいものを使っていることがうかがえます。
明治大正時代に取り付けられた仁丹看板なのに文字もきれいで、
しかも錆びも回っていません。今でも古さを感じさせません。
(上京区浄福寺通り上立売上る大黒町)
店の入り口ののれんには、仁丹看板が図案として取り入れられています。
こんなしゃれたのれんは京都中探しても見当たらないでしょう
店の方のセンスの良さがうかがえます。
浄福寺通りを南へ行くと瓦を埋め込んだ、
お寺の珍しい塀が目につきました。
本隆寺というお寺の塀でした。最高ですね。
三方瓦の模様が違って、それぞれの趣がありました。
映画やテレビドラマの撮影にも使われています。
中立売通りまで来るとまたまた最近取り付けられた仁丹看板に出会えました
1日で三つも新しい仁丹看板に出会えて
もっとも気分のいい日でした