京都検定1級合格を契機に、
何か私も「京都紹介」の提供に役立つことことができないか、
その思いの実現のため、2009年9月から
ブログ「好奇心京都(http://kioto-syokai.at.webry.info
)」を立ち上げて、
論文試験の要領を参考に、毎日なんらかの記事を写真とともに
載せるようにしてみた
寺社や行事だけなら、ほかにもたくさんの方が
立派な紹介記事や写真をホームページやブログで展開されているので
寺社や行事紹介に加え、
私は自分の得手とする花や昆虫を中心とする
「京都の自然紹介」を強みにしようと進めてきた。
ブログを始めて1年経過し、たまたま京都市埋蔵文化研究所さんが
2010年度に「京都歴史散策マップ」づくりをされるにあたり、
京都検定1級の知識を生かした地図づくりスタッフの
指導手伝いを求めておられたのですぐに手を挙げた
今まで、京都の広範な歴史や文化を
「京都検定受験」を通じて学習したが、
この仕事の機会を得たことで、「京都の土の中」も知ることとなる。
1年目を終えれば2年目、3年目の継続が決まり、
プロの調査員とともに指導活動ができるようになり、
京都の文化財、天然記念物だけでなく、史跡、埋蔵物等の実情を通じた
京都の歴史の層の厚さを学ぶことが出来た。
観光ルートと土の中の紹介をまとめた結果は
「京都歴史散策マップ」として京都市考古資料館で
昨年より無料配布され、市考古資料館を訪れる人々への
広報活動に役立てられている。
私も、並行して「土の中の京都」の情報をブログ紹介に加え、
今年で4年間毎日更新を続けることが出来た。
これらもすべて「京都検定」という資格試験があってのことと感謝している。
また、今年度で40コースにもなる「京都歴史散策マップ」や
今年度作成予定の「京都歴史散策ガイドブック」づくりで、
調査確認できた「京都の古墳や史跡等の埋蔵文化・歴史の痕跡」は、
新しい京都観光の資源となる場所も多いと思われ、
「京都の自然」という資源とともに
京都活性化への新しい事業に
役立つ日がくるのではないかと期待をしている。
京都歴史散策マップ
http://www.city.kyoto.lg.jp/bunshi/page/0000120267.html
吉田 健