おはようございます。虚海と申します。今日は土曜日なのですが、普通に朝から12時半まで研修になっております。うーん辛い!今週も忙しかったし、雪も降ったんだから順延か中止にしてほしいんですけどね(笑)。来年は販促リーダーは辞退しようと心から思っています。まあ他に人がいれば…ですが。
さて、将棋の話。最近、「将棋が流行らない理由」みたいな動画が流行っているとかいないとか。でも、私はあえて逆を張る! 将棋って一度始めるとなかなか辞められない趣味だと思いませんか? 今日はそのことについて書いてみたいと思います。
私も何度も「もう将棋は引退しよう」と思ったことがあります。将棋始めてもう8年半でしょうか。いや、それでまだウォーズ1級なのも驚異的な成長の遅さ…というかもう頭打ちなので、さっさと辞めればいいんですけどね。でも辞めていない。もう伸び代は無いとわかりきっているのに不思議です。
で、考えてみました。私が考える「将棋が辞められない理由」。
1.かけたお金がもったいない!
いや、将棋ってお金がかからない趣味のほうだと思うんですが、私みたいな棋書コレクターはそれなりに本を買っています。もう100冊を超えるのかな。古本が多いとはいえ、古本が半額だとしても10万円以上… 将棋を辞めたらすべてパーです。それはなかなか辞められないわけです(笑)。盤駒だってもったいないですよね。個人的にはお気に入りですし。
2.かけた時間がもったいない!
将棋は強くなるのにそれはそれは時間がかかる趣味です。私みたいにセンスが無い人はともかく、初段になるまでに2年とか3年とかかかることも珍しくないですし、そもそも棋力を維持するだけでも毎日勉強し続けることが必要です。もう苦行です(笑)。そもそも、将棋の勉強そのものが好きとか楽しい人にはそれもいいのでしょうが、私みたいに「対局で勝つ」こと特化型にとっては、本当に辛いだけです。
でも、その辛い勉強も、毎日続けると習慣になってしまい、今や勉強のノルマをこなさないと気持ち悪い! 習慣化すれば勉強をすることそのものはちゃんとできるようになると思います。それが棋力になかなか直結しないのが腹立ちますけどね(笑)。
そんなわけで、将棋を続けているだけで、大変たくさんの時間をすでに将棋のために消費しているわけです。ここで将棋を辞めちゃうと、そんな時間もすべて無駄になってしまう… 対局含め1日1時間の勉強だとしても、私の場合9年間ですでに1000時間以上将棋のために消費…というか浪費していますので、ここで辞めちゃうのもなんとももったいない話なんですよね。
3.なんだかんだで楽しい部分もある!
私が「対局で勝つ」こと特化型なのは上でも書きましたし、このブログをご覧のすべての方がご存じだと思います。辛い勉強もかけた時間もお金もすべては対局に勝つため。将棋って気楽に始められる趣味でもありませんし、努力なしで強くなる趣味でもありません。だから、相手もすごいガチで、そんな相手とバチバチに戦って打ち負かすことがなんとも気持ちいい。優越感に浸れるという意味ではないです。その快感はなんとも魅力的です。
3つ書きましたけど、要は「損切り」ができないということが大きいのかもしれません。1と2はそんな感じですよね。でも、正直、3番目の理由がすべてをチャラにしてしまう感じかな。論理的に考えれば辞めちゃうことも選択肢に入ってくるのですが、勝つことの楽しさが有れば我慢できちゃうみたいな。
まあ、グチグチ言っても将棋を辞めることは一生無いんでしょうね。腐れ縁なのはなんとなく確信していますので(笑)。