スランプの克服法 | 虚海の千年の学び

虚海の千年の学び

私こと虚海の将棋の勉強を中心に、お仕事のこと、競馬やゲームなどの趣味のこと、ファイターズのことなどを書いていきたいと思います。



こんばんは。虚海と申します。すっかりステラリスにはまってしまい、平日の睡眠時間も以前の6時間半から5時間に減ってしまっています。あまりいい傾向ではないですね。いくら面白くても、健康を害しては何の意味もありませんし。ここは自戒していかなければと思います。


最近実は日本酒にもハマっています。氷を落として溶けた頃が飲み頃です(笑)!

 

とかなんとか言いつつ、実は金曜日に仕事中に転んでしまいました。下が完全な氷だったのですが、油断しましたね。尾てい骨をしこたま打ってしまって、もしかしたらヒビが入ったかも…と思うくらい痛かったです。経験ありますからねえ。昨日も痛くて仰向けに寝られず、やはりいい睡眠が取れず。何か工夫しなければいけませんね。

 

通常なら、1月が終わったところで将棋の反省を書くのですが、あんまり書くことがありません。ゲームばっかりやってて、あんまり将棋できていませんでしたから。それでも、1日30分の座学は以前と同じ量だけこなしています。問題は対局のほうで、10秒切れ負けを1日1~3局しかしていないんですよね。

 

私は個人的に10秒切れ負けとは3分とかは将棋ではないと思っています。将棋に似たゲームというかお遊びです。10分切れ負けや15分などで時間に余裕があれば簡単に見抜けたり思いついたりする筋をあっさりと見落としてしまうので、単なる運ゲーです。異論は認めますが、考えを変える気はありません。

 

今日久しぶりに24で15分を指しましたが、ちゃんと勝ち切ることができてホッとしています。24指すのって1ヵ月ぶり以上だったんですね(笑)。このぶんなら実力は落ちていないし、座学を毎日こなしているぶん微増しているのかなと思っています。

 

閑話休題。先日、ツイッターのフォロワーさんが、スランプに悩んでおられるツイートをされていました。その方は私と同じ初段ですので、私からアドバイスするわけではありません。ただ、私がスランプを克服したときってどうだったかなと思い、備忘録として書いておこうと思いました。

 

スランプになる理由っていくつかあると思うんですけど、私の場合は「いい手が思いつかなくなる」ことが多いです。実力がちゃんと出ている時って、第一感で最善手が思いつくことが多く、それを数手読んで大丈夫と判断して指すわけです。もちろん数手読んで、これはまずいなって思えばほかの手を考えますし。

 

でも、スランプに陥っている時って、その「いい手」が出てこないんですよねえ。

 

負けが混むと、気持ちの焦りやイライラも手伝って、いい手がスッと出てこなくなる。メンタルが悪い時って、悪い手に引っ張られて、第一感で悪い手が見える感じになるんですよね。で、また負けて、またメンタルが落ち込んで… みたいな悪循環になるというか。あくまで私の場合です。

 

でもねえ。見えないものは見えないんですから、仕方ないんですよね。どうすることもできません。だって見えないんだもん。

 

で、私のスランプ克服法。ズバリ、

 

1週間対局しない

 

これだけ。詰将棋とかのノルマは普通にこなしますが、対局はしません。どうせ見えないんです。やっても本来なら楽勝の相手にも負けるんです。対局する意味ないじゃないですか。

 

で、1週間の間に、心を整えて、悪い手にひっぱられている今の感触をリセットします。だいたい1週間対局しなければ、悪い感覚が抜けて、普通の状態に戻っています。私の場合は。さらに、しばらく対局していないので、丁寧に指さなければならないと無意識に心掛けるようになるので、復帰初戦はきれいな将棋が指せることが多いです(笑)。

 

ただ、そのリセット期間も、詰将棋や次の1手や必至問題は普段通りにやるようにしています。これはサボるとすぐに見えなくなりますので、リセット後に手の感触が戻っても、今度は詰みが見えなくて困りますからね(笑)。

 

なんにせよ、将棋を志す方って、思いつめる傾向が強いと思います。将棋は趣味…とわかっていても、思いつめる。気持ちはよくわかります。でも、将棋は私たちが辞めない限り逃げませんから。1週間くらい心の栄養を取っても大丈夫。諸葛孔明もおっしゃっていましたが、「離」って大事だと思います。