無様 | 虚海の千年の学び

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私こと虚海の将棋の勉強を中心に、お仕事のこと、競馬やゲームなどの趣味のこと、ファイターズのことなどを書いていきたいと思います。

おはようございます。虚海と申します。昨日は某将棋大会に参加しました。20人以上の24級位者が参加された大会で、私の9級というのは平均から下の方。ただトーナメントに恵まれて、初戦の相手はレート570くらいの方でしたし、それに勝てば次はもう少し低レートの方が相手になるはずでした。正直、2回は勝ちたいと思っていたのですが…

 

はい、初戦で姿を消すことになりました。

 

相手を舐めていたわけでもないのですが、序盤、私の中飛車穴熊に対して、超速で対抗されました。ここで私が定跡から外れた手を指してしまい、かなり悪くしてしまったんですね。

 

その後、お相手も甘い手が多く、なんとか互角まで持ち直して迎えた終盤戦。大駒を切っての寄せになりましたが、結局相手玉を広い方に逃がすような寄せになってしまい、この段階で投了することになりました。

 

うーん、ショックですね。まさか初戦で、しかも低レート相手に負けるとは。もちろん、レートなんてアテになりませんし、実は相手を油断させるためにわざとレートを下げる人もいるかもしれませんし、今が成長期の相手だった可能性もありますが… それにしても、1回も勝てないか。これだけ努力していても。

 

本当に無様な結果となりました。将棋を続ける資格を問われるような結果だったなと。もう7年になりますよ。ウォーズでも今だに級位者ですし、少なくとも、もう強くなりたいとか、さらに上を目指そうとか、そういう向上心を持つ資格は無いかな。

 

なんの謙遜も無く書きますけど、私自身は能力が高い人間だと思います。仕事もできるし学歴もそれなりに高い。頭の回転も速いし論理的な思考もできる。

 

でも、将棋だけはできない。どうしても強くならない。

 

これは、単に適性の問題だけだと思っています。私のスペックでできないなら、もう適性だけ。7年間も努力を積み重ねました。多少方向性が違っていたとしても、それなりの結果が出てもおかしくないだけの努力はしたと思います。それでもできないのなら、これは将棋に向かないということなんでしょう。

 

なにより私が将棋に向かないと思う最大の根拠は、「負けたら楽しくない」という性格面。私は将棋が好きというより、将棋で相手に勝つことが好きなんだといつも思っています。だから、勝てないなら将棋はまったく楽しくないし、楽しくないならもう趣味ではなく単なる苦行でしかない。マゾじゃないんですから、やる意味が欠片も存在しないことになります。

 

7年も毎日勉強は続けてきましたし、惰性でこれからも続ける可能性が高いのですが、こんなことで人生が豊かになるのだろうか? 私にとっての将棋の存在意義そのものを問いています。

 

私は競馬も趣味です。今年は残念ながら、競馬もすごく負けました。完全に自分のスタイルを見失っています。こちらは一度ストップして、再度スタイルを再構築する必要があります。そのためのデータを集めながら、毎週の競馬を楽しんでいます。競馬は馬券だけじゃなく、馬や人のロマンだったり、レースそのもののスポーツ性だったり、馬券を取ることがすべてではない。馬券で負け続けても、やっぱり楽しいと思える趣味です。自分の人生に彩りを与えてくれるものです。絶対にやめないと思います。

 

でも、将棋はねえ…