こんばんは。虚海と申します。週末はゆっくり休んで、さあ明日からまたお仕事ですね。最近は少しだけ仕事も真面目にやってやろうかなという気になりつつありますし、今週も頑張ってお仕事したいと思います。部下にも頑張ってもらえるように、しっかりお膳立てをしたいと考えています。たぶんね(笑)。
今日は久しぶりに札幌に行って来ました。
子どもたちと連れはアニメイトへ、私はジュンク堂へ。もっとも、この2店は30mくらいしか離れていないので、すぐ合流できるような位置関係なんですけどね。久しぶりに将棋の本をじっくり見て来ました。もちろん将棋以外の本も読みましたけど、とても楽しい時間を過ごせました♪ こちらは北海道で一番将棋の本が充実している本屋さんで、ここでいろいろ本を見ながら、今の課題を考える感じです。
ここで役に立ってくれたのが、先日札幌で買ったイヤホン。Ankerのリバティ4ですね。
何がいいって、まずカッコいいです(笑)。パカッと開く蓋がいきなりステキ。耳に押し込むわけではないのですが、フィット感もとてもいいです。カナル式でありながら、無理にねじ込んでいるわけではないので疲れたり痛くなったりしないですし、でも落ちる感じもありません。ノイキャンも十分ですし、音質も素晴らしいです。Ankerのワイヤレスイヤホンのフラッグシップモデルですので、ぜひお探しの方にはオススメしたいと思います。
今日は珍しく将棋の本を買いました。端攻めの本で、ずっと前から気になっていた本です。私の永遠のテーマとして端攻めがありまして、これをできるようになればかなりいいなあと思っておりました。何冊か勉強したのですが、この本でさらに磨き上げて、実戦でバンバン投入できるように頑張ります!
さて、この流れに乗って将棋の話。実は絶不調に落ち込んでおります。24しか最近は指していないのですが、先週の日曜日から1週間も全然勝てない状態が続いております。レートも最高レートから200以上下げており、もう目も当てられない状態なんですよねえ。
具体的に負け方を考えてみると、序盤で悪くしてしまうことがまず多く、互角で終盤まで行っても力負けしてしまう感じです。うーん、救いも無い状態ですね。
もう少しまともに考えてみると、序盤はうっかりミスで銀損してしまうとか、思いつきで指した手が悪手で飛車を銀と交換になってしまうとか、そういうのが多いです。なので、序盤は互角でいいくらいの意識で、あまり定跡からハズレないようにして、一見隙だと思っても、序盤から激しく動くことはしないようにしようかなと考えています。互角で中盤にいければ、実力差がちゃんと現れるはずですし。
終盤の力負けについては、一手受けていればよかったということが多いです。手数計算がしっかりできていない感じですし、強引な寄せになっていることも多いです。もっとスマートに寄せられたらいいですし、しっかり手数計算をして、勝っているのならそんなに強引になる必要もありませんし。逆にスピードで負けているのなら、相手の寄せ間違いに期待するのではなく、しっかり相手の攻めを遅らせる受けを面倒くさがらずに指さなければ。
そして、この期間、5連敗と6連敗がありました。これが一番良くない。私は集中力やメンタルに出せる実力が大きく左右されるタイプなので、負けてすぐに次を指すのは最悪の自滅行為。これは本当に良くない!
また、この期間、負けた対局の振り返りはほとんどしておりません。勝ったら振り返って一人で悦にいることはありますが(笑)、負けた対局を振り返るなんてムカついて私にはできないんですよねえ。昔から。振り返りをすれば負けをチャラにしてくれるならいくらでも振り返りますけど、振り返りをしたところで負けが無くなるわけでもありませんし。
当然、負けた対局には上達のヒントがたくさんあるのはわかっています。そこまで馬鹿ではありません。そういう問題じゃないんですよ。理屈じゃなく感情的な問題ですので、したり顔でアドバイスはしていただかなくて結構ですよ(笑)。
結局、負けることが嫌い過ぎるのが将棋をするうえで致命的なんですよね。たかが1ボードゲームでの勝ち負けです。私は自分が平均よりはるかに優れた人間だと思っていますが、将棋で負けた所で相手に自分が劣っているわけでもないでしょうに。それこそ、マリオカートで負けるのと同じ程度のものです。たかがお遊びのボードゲームです。
それはわかっているのですが、やっぱり負けるのは嫌。理屈ではわかっていても、負けるのは人間の価値だったり能力だったりが相手よりも劣っていることになるという考えにどうしても陥ってしまうのでしょう。そんなわけないんですけどね。たかがお遊び。たかがボードゲーム。負けたところでどうってことないし、私に勝ったところで私より優れているわけじゃないのに。
不合理な考えに囚われているのは本当に愚かなことです。負けて悔しいと思う必要すらないんですよ。繰り返すけど、将棋なんて桃鉄やトランプと同じようなくだらない遊びです。桃鉄やトランプで負けて、相手だって私よりも自分が高次の人間だなんて思わないだろうし、私だって自分を卑下する必要無いし。
だから、負けても「ああ、負けたか」くらいに考えて、敗因とか悪手を確認して記録を残すほうがずっといい。現状は負けから何も得られていない状況なので、それはそれとして大変もったいないんですよね。それこそ、上達という観点では大いに時間の無駄をしているわけで、相手に勝たせてやる分の見返りがあってもいいわけですし。振り返りをしないのは、負けて嫌な気持ちになり、しかも見返りを自ら放棄しているわけですしね。
なんにせよ、振り返りは論理的に考えても必須です。もったいないです。相手に勝ちをプレゼントしてやるかわりに、こちらは上達のヒントをもらうくらいの感覚で、もっと振り返りに貪欲になろうと思っています。忙しい中、時間を割いて対局して、しかも負けて不愉快な思いをさせられるんですから。タダで終わるのは本当に無意味。代償をしっかり払ってもらわないと不公平です。
ついでに全部吐き出してしまうと、私は自分が級位者とは思っていませんし、実際81では有段者です。勝って当然とは思っていないにしても、自分が勝つべきとは思っています。それも良くないんだよなあ。本来は同じようなレートの相手と指すわけですから、勝率は5割で当たり前なんですけどね。
勝つことも自然なら負けることも自然と思えれば、少しは精神的によくなるんですけどねえ。多分難しいかな。今までの人生で、将棋以外でほとんど負けたことありませんし。負けることに慣れていないということが一番良くないんだろうな。
でも、だからといって、負けることを受け入れるというのは、やっぱり自分らしくないと思う。私は勝つことしか考えないし、勝つことしか価値が無いと考える。負けることは自分の尊厳を傷つけられる行為であると考える。勝つことが自分のアイデンティティーだとすら考える。ただし、振り返りをしないのは、上達のためにはあまりにも非効率だし、相手を勝たせてやる分の見返りとして、相手に上達のヒントを提供させる。振り返りは相手から献上された上達のヒントを受け取る儀式である。
このくらいの傲慢なのが、やっぱり私らしいです。
まあ競馬もよく負けますが(笑)。