こんばんは。虚海と申します。先日、キャプテン渡辺さんのこの本を読みました。一言で言って名著だと思います。「こういう馬を狙えば当たりやすい」とかそういう話ではなく、数レース〜1年単位で儲けを出すにはどうすれば効率的かという話の本です。
この本で言いたいことを短くまとめると、「無駄馬券を極力買わない」になるかなと思います。違ったらごめんなさい。
例えば、馬連で3点買いって普通(というか馬連では少ない)の点数だと思うのですが、これって損な買い方なんです。だって、このうち2点は確実に外れるのですから。2点無駄な馬券を買っていることになります。
こうではなく、馬連1点買い。これであれば無駄馬券は1点もありません。そりゃそうです(笑)。
でも、この買い方は的中率が低い。18頭立てで馬連1点買いで的中する確率は0,65%なんだそうです。私も当てられる自信は全くありません。
そこで、馬連1点+ワイド1点。ワイドは1点で馬連3点と同じ的中率になりますから、この組み合わせは馬連3点買いと同じ的中率になります。そして、馬連が当たればワイドも当たりますので、一切無駄な馬券を買っていないことになります。
私の理解が正しければ、この本はこういう話を煮詰めたことをわかりやすく説明してくれていると思います。
で、馬券種の組み合わせ例として馬連+ワイド1点を書きましたけど、当然他の買い方もいくつもあると思います。このブログではその考察を書きたいと思います。本の中にもたくさん例は書いていますけど、私の投資金額にも合わせて自分なりに考えてみようと思いました。
その前に馬券対象馬を選出!
馬券種を選ぶ前に、そのレースの軸馬・相手馬・抑えを選ばなければなりません。軸馬・相手馬・抑えはすべて1頭ずつ。計3頭を頭を使いまくって選出します。軸馬は…
・単勝2〜6番人気
・単勝オッズ20倍以下
・複勝2〜6番人気
・複勝上限オッズ5倍以下
の範囲の馬の中から選ぶことにしたいと思います。この範囲内は複勝率が20%を超える形になります。相手馬と抑えは…
・単勝1〜10番人気
・単勝オッズ50倍以下
・複勝1〜10番人気
・複勝上限オッズ10倍以下
から選ぶことにしたいと思います。どうしても来そうな1番人気は軸馬ではなく相手馬・抑えとして選ぶことになります。この範囲を選んだ理由は、複勝率10%を超える範囲になるからです。
基本パターン
それでは馬券の組み合わせを考えていきたいと思います。便宜上、本命馬をA、相手馬をB、抑えをCとします。
・Aの単勝:1000円
・A-Bの馬連:1000円
・A-BとA-Cのワイド:各1000円
合計4000円ですが、これを基本パターンとしたいと思います。
軸馬にも相手馬にも自信がある時
・Aの単勝:1000円
・A-Bの馬連:1500円
・A-Bのワイド:1500円
軸馬は自信があるが相手馬に自信が無い時
・Aの単勝:2000円
・Aの複勝:2000円
※オッズ次第で強弱をつける
1番人気が単勝1倍台の時
基本パターンでもいいが…
・A-Bのワイド2000円
・A-Cのワイド1000円
・B-Cのワイド1000円
このパターンの時は1番人気を外したワイドの配当がとてもおいしくなるんです(笑)。
最後に…
馬連4点買いなどと異なり、確実に外れる馬券(前述の通り、馬連4点買いだとどれかが当たったとしても残り3点は外れることになる)が1つも無いことにご注目いただけると嬉しいです♪