5手詰ハンドブック | 虚海の千年の学び

虚海の千年の学び

私こと虚海の将棋の勉強を中心に、お仕事のこと、競馬やゲームなどの趣味のこと、ファイターズのことなどを書いていきたいと思います。

再びおはようございます。虚海と申します。最近ブログが書けていませんね。理由は明白で、先ほどのブログで書いたように転勤があって、すっかり気が滅入ってしまっていたのが原因です。でも、もう吐き出してすっきりしたから大丈夫。ドンドン環境を改善していって、一気に仕事がしやすい環境に変えてみせます! 

 

で、久々に虚海の棋書レビューを書きます。今日はこの本をレビューしたいと思います。

 

 

あまりにも有名な本なのですが、私が生まれ変わってから先日初めて読破したので、この本をレビューしたいと思います。この本は浦野真彦先生が書かれた本で、もちろん詰将棋の本です。すごく著名な本ではありますが、私なりの感想を書いていきます。

 

  この本の特徴

この本は5手詰めの問題が200問掲載されています。見開き2ページに問題が4問、次の見開き2ページに答えと解説が書いています。ヒントは一切なし。もちろん5手詰めしかないということそのものがヒントではありますが、それは仕方ないですね(笑)。解説はシンプルで特にわかりにくいことはありません。最初の40問は比較的易しい問題で、だんだん難易度が上がっていく印象です。これは私の印象ですが。駒の数も多くないですし、紛らわしくなく一見簡単に見える問題が多いと思います。

 

  この本の難易度は?

だいたい、この本に取り組む人って同じ作者の「3手詰ハンドブック」を読んでからステップアップにこの本に進むことが多いと思います。というか、「3手詰ハンドブック」がスラスラ解けない方はこの本に進むのは早いです。まずは1問10秒くらいでスラスラ解けるまで反復してから(5回くらい繰り返せばできる)次に進むといいと思います。

 

ただ、実はこの「5手詰ハンドブック」は「3手詰ハンドブック」の次に取り組む本としてはお勧めできません。この本、実はかなり難しい本だと思います。割と挫折する人も多いんじゃないかな。というか、生まれ変わる前の自分が挫折しました(笑)。いきなりこの本に進むよりは、高橋先生の「五手詰将棋」や藤井先生推薦の「明解5手詰」など、もっと簡単な5手詰めをスラスラできるようになってから取り組むといいでしょう。

 

 

 

  この本のおすすめ度は?

まず、三手詰をクリアしたばかりの人にはかなりオススメしません。お勧め度はCです。実戦詰将棋や基本的な5手詰めの練習をしてからなら、お勧め度は一気にAまで上がります。一度は読んでみて、できればこの本もスラスラと解けるようになるまで反復することが望ましいかなと思います。