棋風が変わった | 虚海の千年の学び

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私こと虚海の将棋の勉強を中心に、お仕事のこと、競馬やゲームなどの趣味のこと、ファイターズのことなどを書いていきたいと思います。

こんばんは。虚海と申します。転勤まであと1週間。実は私は4月20日までにあと有給を3日消化しなければ法律違反になってしまうんです。なるべく有給を新しい職場に持っていきたくないのですが、残念ながら人員的な関係で簡単に有給を取ることが出来ません。なので、昨日の金曜日と来週の木曜日は半休にさせてもらうことにして、昨日は大谷地のブックオフに行って棋書を探してきました。まったくいい棋書がありませんでしたけど、とりあえず気になるブックオフにチェックを入れることができて、まあよかったです。来週の木曜日の半休には中央センターに行って、新センター長に挨拶しようかなと思っています。

 

閑話休題。先週の水曜日、サークル内の棋戦で三段の方に負けました。その方とは対戦成績が2勝22敗なのですが、正直まだまだ実力差があるので仕方ありません。でも、私の場合は相手が明らかな格上だと露骨にやる気が無くなる(どうせ勝てないし)のですが、今回は内容がそれなりにある将棋が指せたと思いますし、ミスはたくさんありましたが投げやりにならなかったので、自分なりには収穫がある対局でした。こういう対局ができれば、まぐれでも勝てる可能性は少しは上がると思います。

 

で、その時に心がけたのですが、とにかく受けは最低限にして攻めようという方針で戦いました。最近はバランスよく指そうと思っていたのですが、この日は徹頭徹尾攻めることができ、負けてもとても楽しかったです。やっぱり私は本来攻め将棋なのですね(笑)。先日、棋書レビューで紹介させていただいた「将棋放浪記」にも書いていましたけど、要は「玉を美濃囲いにしっかり囲ってしまい、戦況が拮抗した状態で大駒を切り取ばして手番を奪い、攻めを切らさずに攻めまくって勝つ!」という将棋です。この日以来、ずっとこれを意識して対局をしていますが、勝っても負けても本当に充実した対局ができていると感じます。

 

もちろん、この勝ち方をするには、攻めの手筋や終盤の寄せの鋭さ、ある程度長い詰みを読み切る力をもっともっと鍛えなければなりません。正直、長い詰将棋は苦手ですけど、やりたい将棋をするためですからね。今後は今まで以上に長い詰将棋も解けるように、コツコツ努力したいと思っています。具体的には、今週からこの本に取り組み始めました。

 

 

この本は有名だと思います。単なる詰将棋ではなく、駒余り有りの実戦的な詰み筋を練習できる本で、詰めチャレの部分図の本版というか、そんな感じの本です。以前勉強したことがあるのですが、実力不足で全然できず挫折しました。最大で15手詰めとかもありますので、今の私の実力程度ではなかなか簡単にはできないんですけど、1日6問とか少しだけでもいいからじっくり考えて解いていきたいと思います。また、詰めろをかけたり必至をかけたりも今よりできるようになりたいですね。

 

とにかくこの勝ち方をするには終盤力が必要ですので、ますます頑張っていきたいと思います!