善戦したんじゃない? | 虚海の千年の学び

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私こと虚海の将棋の勉強を中心に、お仕事のこと、競馬やゲームなどの趣味のこと、ファイターズのことなどを書いていきたいと思います。

こんばんは。虚海と申します。今日はサークル内棋戦のMP-E戦でした。一応王者の私は挑戦を受ける立場なのですがお相手は昨日サークルに入って下さった四段の方でした。いや、私まだ1級なんだけど(笑)。この条件だと、お相手は6分かつ90手以内で私を仕留めないと負けになるんですが、当然時間稼ぎや手数勝ちなんて考えてもいません。もちろんルールだから最大限に使うというのもいいと思うのですが、私の主義に合わないのです。弱いくせにプライドばっかり高いから、せっかくのハンデを活かせないのですが、性格ですから仕方ないです。

  対局の概略

お相手が先手番で、四間飛車 対 右四間飛車になりました。うかつに23に上がった金にヒモがついていなかったので、これがキズになってしまって若干駒損に。ぴよ将棋の評価値では互角で終盤に入りましたが、端攻めからのお相手の攻めを受け間違えてしまい、寄せられてしまいました。


  ポイントの局面

まずは下の局面。これが本当に悪かった。この金にヒモがついていないので、2枚目のような攻めをもらってしまいました。これは今後指さないようにしたいと思いますね。そもそも、相手の2筋からの攻めに金を上がって受けようと思ったのですけど、同じような局面がこれからも出てくると思うし、覚えておきます。



次に勝敗を分けたこの局面。私は21金としたのですが、最善手は2枚目の21玉でした。また、ぴよ将棋さんは手抜いて88飛車を提案していました。手抜くのは私には厳しいかな。



本譜では下図のように41角と打たれました。同玉でなんともないのですが、思わず飛車を取るとどんな寄せ筋があるんだろうと好奇心が生じてしまい、飛車を取ってしまいました。とてつもなく早い手があったわけでもなく、普通に確実な寄せで寄せられました。こんなことなら同玉でよかった(笑)。


  終局図

下が終局図。途中までは少しいいくらいでしたが、最後で一気に悪くなってますね。それほど悪い手も無かったと思うし(23金は別)。最後の局面、時間はまだまだあったので、もう少し考えてもよかったかな。というか、自分が知らない寄せ筋を知りたくてわざわざ悪手指すのはダメよ(笑)。寄せ筋はなんなら感想戦の時に聞けばいいんだしね。いや、四段相手に善戦できたんじゃないですか。確実に私も成長してると感じますね。多分。