ゆかなか竜王戦  | 虚海の千年の学び

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私こと虚海の将棋の勉強を中心に、お仕事のこと、競馬やゲームなどの趣味のこと、ファイターズのことなどを書いていきたいと思います。

こんばんは。虚海と申します。今日は「ゆかなか竜王戦」の対局がありました。あくまで私のホームはママパパ将グループなのですが、いろいろな大会に参加して実戦を積みたい気持ちで今季から参加させていただいております。


初戦は先週ありましたが、「ゆかなか順位戦」でも負けた初段の相手に今回も負けてしまい、今日は負け同士の対局でした。敗者復活トーナメント全部勝てば本戦トーナメントに進出できますし、順位を上げておくためにもぜひ勝ちたいと思っておりました。もちろん真剣に頑張りました。


  対局の概略

お相手は1級の方でした。私が後手番で、角道を開け合った三手目が66歩だったので、迷いましたが64歩として右四間飛車へ。お相手は飛車を振らずに雁木に組んできましたので、雁木 対 右四間飛車エルモ囲いに。角交換からリズムをつかんで相手玉の玉頭に殺到することができ、途中は良くなったと思います。ただ、一気に寄せる手順に自信が持てず、相手の攻めが細いと判断して受け切ることにしました。実は自玉に即詰みの場面もあった(11手だったかな)のですがお互いに気づかず、完全に攻めを切らせた段階でお相手の投了となりました。


  ポイントになった局面



まずは上の局面。これ、相手の銀の進出にこちらの銀が追いついておらず、34の歩を狙われたら受かってません。相手の銀に合わせてこちらも銀を上げていく呼吸を忘れないようにしなければなりませんね。基本だけど。


次に上の局面。これを同銀と取ったのですが、詰みがありました。53角成→同金→72飛→52金打→53桂成→同玉→64銀→42玉→53金→41玉→52飛成 まで。


終局図です。最善手率が低いし、疑問手や悪手も多かったですね。


  次局に向けて

結局は攻めるタイミングと受けるタイミングの見極めができていないのがまず直したいところ。負けたくない一心で丁寧に指したつもりが、あんがいそうでもなかったのはちょっと悲しい。強い相手なら負けてましたからね。また、すごく丁寧に指したつもりでも、持ち時間を4分も残してしまいました。もっと考えるべき局面がなかったのかな? 次局ではこのあたりを意識したいと思います。