1級ダービー4戦目 | 虚海の千年の学び

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こんばんは。虚海と申します。今日も1級ダービー。4局目はよる。さんがお相手でした。よるさんは右玉を始めいろいろな戦法を指しこなす勉強家の方で、特によるさんの右玉には何度も苦杯を舐めさせられた記憶があります。


そこで、よるさんに敬意を表して、この本で対策を勉強しておきました。


この本は、石川泰元奨励会三段が書かれたもので、中飛車の搬出の戦型を11パターン教えてくれる本です。正直私には難しい本なのですが、この中に糸谷流右玉の対策があったので、それを並べて(というかアプリに棋譜を入れておいたのでそれを眺め直して)から対局に臨みました。


リクエストに応えてくださって、私の中飛車に対してよるさんは右玉を選択してくださいました。ほぼ本の通りに進行したのですが、途中で金をただのところに打ち込んだり、馬で玉を下段に落とそうとしたところ、実は同玉に頭金を打てない(銀の効きを見落としてた)とか、致命的なミスをしまくりました。なんとか勝ちを拾えたのは僥倖としか言えません。


  第1問

本の通りに進んだのはここまで。次の一手は?


【答え】素直に65歩から銀の進出を図って良しでした。本譜では82歩と叩きましたが、ほとんど何の効果も有りません。


  終局図


嬉しいのは、序盤98点だったこと。また、本で勉強したことがここまで役に立ってくれたとは。もちろん、これで右玉を攻略したとは思えませんが、一筋の光が見えてきた気がしました。対局ありがとうございました。