こんばんは。虚海と申します。もう水曜日も終わりました。あと2日頑張れば週末ですね♪ 今週末は連れが2回めのワクチン接種なので、おそらくは発熱が予想されます。その分は私が活躍して、ゆっくり休んでもらえるように頑張ります!
さて、将棋の話。実は今、将棋が絶不調です。サークル内の棋戦はもう何連敗かわからないくらい負け続けています。いい時もあれば悪い時もあるのが人生ですし、正直仕方ないと思う部分もあるのですが、どうして勝てないのか、どうすれば勝てるようになるのかを考えてみたいと思います。まったく考え無しに書き始めているので、どんな結論になるかまったくわからないのですが、とりあえず気の向くままに書いてみたいと思います。
負けを分析する
まずは最近の負けた棋譜を見て、どうして負けているのかを考えてみたいと思います。細かな集計は意味がないので、印象だけで書きます。
1.うっかりミスが出る
これ、最近本当に多いです。途中までは集中して指せているのですが、終盤の勝負所でミスをしてしまうケースが大変多い。それで一気に敗勢になることも多いし、そうでなくてもカッとしてさらに悪手をほぼ手拍子で指してしまい、ドンドン悪くしてしまう…というパターンもあります。
2.考えずに指してしまう
1局目で負けた直後の2局目とか、序盤から1手2秒とかでほぼ手拍子で指してしまい、どこかで致命的なミスをしたり、そもそも全然定跡とは違う形になって収拾がつかなくなることがあります。また、10秒将棋を始めてこのような傾向が強くなってきていると思います。
3.相手が強い
サークルの皆さんのレベルがどんどん上っています。棋戦で勝てないのは、単純に皆さんが強くなって、私よりも全然強いから私が勝てなくなった…というのも案外当たっているのかも。これは仕方ないですよね。コツコツ勉強していくしかないのですが、周りはもっと勉強しているでしょうから、今後サークル内ではほとんど勝てないこともある程度想定しておく必要があるかもしれません。
その対策は?
1についての対策
集中力が切れてしまうのは、仕事の疲れと対局の疲れが考えられます。仕事の疲れはもう仕方ないでしょうが、最近は10秒将棋を練習しないわけにいかないので、対局数が無駄に多くなりがちです。しかも、仕事の後に一気に3局指してしまうので、集中力が持たないのもある程度必然でもあります。なので、1日に1局〜2局程度しか指さないことが簡単にできる対策になります。また、朝に10秒将棋を1〜2局指し、夜に10分切れ負けを1局指すとかにして、対局過多にならないような工夫が必要でしょう。
2についての対策
負けた後は頭が熱くなっているので、指さないのが最高の対策なのは間違いありません。1についての対策と重なりますが「朝10秒を1局+夜10分を1局」にすれば、勝っても負けても2局目とは間隔が開くので、自然と解決でしょう。後は、1手指すごとに最低三手の読みをちゃんと入れて相手の応手をきちんと読みながら指すことや、肝心な時には2〜3つ候補手を考えて比較して指すなどをして、時間をかけて丁寧に指すことや、1局ごとに振り返りをきちんと入れることも対策になるかと思います。
3についての対策
これはもう仕方ないんですよね。私みたいにいい年で頑張っても、若い人には勝てませんよ。伸びしろも違うだろうし、私以上に使える時間が多い人もたくさんいるでしょうし。勉強をやめる気はありませんけど、負けて当然と割り切ることも大事なのかもしれません。もっと若いときに将棋と出会っていればと思わなくもありませんが、それこそ考えても仕方のないことですしね。サークルの皆さんはガンガン昇級・昇段していますけど、それも一切気にしない。俗な表現であまり好きではないのですが、「比較するのは他人とではなく昨日の自分と」という表現もあります。若い人と成長スピードを競っても勝てるわけありません。自分だけを見つめて、ちょっとずつでも成長していけたらそれでいいと心から理解することが必要になるでしょう。でないと、辛くなって惨めになる一方です。
まとめ
長々と書きましたが、要するに
・ 対局は朝10秒を1局・夜10分切れ負けを1局指して、それ以上は指さない
・ 対局後は必ず振り返りを入れる
・ 1手1手に3手の読みを入れ、勝負所ではいくつかの候補手から比較検討する
・ サークル内の棋戦での負けや他メンバーの昇段・昇級は気にしない
こんな感じになるでしょうか。正直な話、今は指し手も荒れていますし、心も乱れています。まずは心から整えていきたいものです。心が安定してこそ、将棋も安定してくるんじゃないかなと思います。
今は勝つことに執着し過ぎている。負けにイラッとしない。負けても自分に絶望しない。対局はあくまでも最も効果的な勉強として最大限活用できるように、対局の中身を充実させて振り返りまで丁寧に。棋戦だろうが野良だろうが、負けても別にどうでもいい。何かを掴めたら負けても意味がある対局になるし、何も掴めなかったら勝っても無駄な対局だ。
他人の成功を妬んではならない。焦ってはならない。将棋においては他人と自分は全く無関係。自分が昨日よりも強くなれていることだけが唯一私が目指していることで、それには他人は関係ないんだよね。
対局においては勝ちではなく内容にこだわり、目指すのは人との比較ではなく自分自身を成長させることだけ。
それを忘れないことですね。
それにしても、最初は「どうすれば勝てるようになるのか」について書くつもりでしたが、結局は「勝つことよりも内容」という結論になるのだから、書きながら考えていると意外な結論になるものですね(笑)。