序盤の分岐を考える | 虚海の千年の学び

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私こと虚海の将棋の勉強を中心に、お仕事のこと、競馬やゲームなどの趣味のこと、ファイターズのことなどを書いていきたいと思います。

 おはようございます。虚海と申します。今週はずっと頭痛に悩まされた1週間でした。お仕事でお酒のキャンペーンもありましたし。無事にそちらをクリアして地元に帰ってきています。今週は土日とも地元で家族のもとで過ごせるので、リフレッシュできそう♪ もしかしたら、頭痛の原因は先週・先々週と日曜日しか地元に居れなかったからからかなと思わなくもありません(笑)。


  この記事を書くきっかけ

 2日前だったかな。グループ内棋戦で負けました。それそのものは相手が格上の初段様だし、体調も最悪だったし仕方ないです。そもそも、将棋には勝ち負けがついて回るので、いちいち勝ち負けにこだわってたら将棋なんてストレスしか溜まらない苦役ですし(笑)。くだらない。


 でね。問題は以下の局面。

 ここでふと手が止まりました。私って、角道を開けられたまま四間飛車にされたらどう指せばいいのか知らないことに気づき、愕然としました(笑)。で、結局思いつきで力戦に持ち込んでしまい、面白い展開になりましたが負けちゃいました。最後は居玉がたたってしまいましたが、それ以前にこの形になったらどう指すか考えておかないとダメですよね。

 そう、最序盤なんてだいたい数パターンしかないのだから、このときはこれっていうふうに自分の指し方を決めておく必要を改めて感じました。当然抜けなんてあってはいけません。それはもちろん前から思っていましたが、抜けがあったことに気づかせてくれて、Wさんありがとう(笑)

 とりあえず先手番と後手番に分けて考えなければなりませんね。新しい抜けに気づいたら、今回の記事は随時更新していこうと思います。私は将棋ノートみたいなものを持っていないので、このブログが研究ノート代わりです(笑)。

  先手番の時

 私は中飛車に異常な拘りがありますので、初手は▲56歩と決まっています。後手番の指し方で考えられるのは、△84歩・△34歩・△44歩・△54歩が多いでしょうか。たまに△64歩とか△62銀とかも有りますね。他が見つかったら随時更新します。


1.△84歩には▲76歩

(1)△85歩→▲77角→34歩→▲68銀と進み、その後は角交換四間飛車になる。この形になると中飛車にするのは難しい。

(2)△34歩→▲58飛と進み、中飛車に。これは一般的な先手中飛車の形なので、あとは定跡通りに進めていけばいいと思う。


2.△34歩には▲58飛で中飛車に

 先手中飛車の定跡形になるので、一番慣れている変化。


3.△44歩には▲46歩で右四間飛車に

 その後多いのは△42飛→▲48飛→△32銀→▲38銀の定跡手順。ここから△32飛で三間飛車にされても右四間飛車の対三間飛車の定跡通りに。


4.△54歩には▲58飛

(1)△52飛には相中飛車の定跡形。今後の研究課題。

(2)△42銀→▲55歩→△同歩→▲同飛が王手。また、△同歩に替えて△553銀→▲54歩→△64銀→▲53歩成なら先手よし。今後の研究課題。


5.△64歩・△62銀には▲58飛

 おそらく後手は64歩+63銀型から右玉指向だと思われる。実際に右玉なら中飛車に構えて5筋の位を取り、その後美濃ではなく早囲いにして素早く攻撃態勢を整える。


  後手番の時

 後手番の時は、相手がどう指してきても基本は△34歩からスタートです。


1.▲76歩→△34歩

(1)▲26歩→△54歩でゴキゲン中飛車の定跡形。

(2)▲22角成→△同銀→▲88銀→△42飛で右四間飛車に。

(3)▲68飛→今後の研究課題。当面は△44歩で角交換を防いでから中飛車に振ることにする。

(4)▲75歩→早石田こそ今後の研究課題。優先順位は高い。


2.▲26歩→△34歩

(1)▲25歩→△33角→▲76歩→△42銀で角交換四間飛車に。

(2)▲76歩→△54歩でゴキゲン中飛車の定跡形。


  今後の研究課題

 つれづれと思いつきを書いてきましたが、戦法としては先手中飛車・ゴキゲン中飛車・右四間飛車(先後とも)・角交換四間飛車(先後とも)のさらなる習熟が必要になりますし、逆に言えば他の戦法を勉強する必要は当面は無いように思います。また、今後の研究課題として、

 

・早石田

・相中飛車

・▲76歩→△34歩→▲68飛の形

の3つに関してはなるべく早めに方針くらいは決めておく必要があると思います。平日は難しいので、週末に1つづつクリアできていけば、序盤で困ることはかなり少なくなると思います。コツコツやっていきたいですね。