こんばんは。虚海と申します。頭が痛くて、薬を飲んだら10時頃寝落ちしてしまいました。起きたのがさっきで、今から寝る直前に指した10分切れ負けの一局を振り返りたいと思います。
そういえば、最近詰将棋が見えるのが速くなりました。詰めチャレも速くなりました。正直、思い当たる理由が1つしかないんですよね。多分、10秒将棋を始めたからなんじゃないでしょうか。内容の振り返りは一切していないのですが、高速で頭を回していることが回転数の向上につながっているかもしれません。
大まかな内容
相手は13級の方で、私が先手番。お互いに5筋の歩を突き合う出だしから相中飛車になって、互いに相手から角交換させたい意図が見え見えのスタートになりました。お相手33角形に対して、①早目に45に銀を出せたのが大きく、34銀と出て角交換を相手からしてもらえました。②手持ちの角をすぐに割り打ちに打ち込んで③角と金銀の二枚替えに成功し、④最後は相手の持ち駒が無くなったのが致命傷になって、⑤そのまま即詰みに仕留めることができました。
ぴよ将棋さんによると
①の局面ではさほど評価値的には変わりませんでした。でも、34銀を見て指しやすくなったと思います。
②の局面では評価値が微増。ポイントは32角→同飛の時に、43銀成と両取りに入れることで、それはきちんと読めて指すことができました。
③の局面では二枚替えが成立。ここでも評価値に大きな変動は有りませんが、この直後に相手の79角打が悪手で、68銀で角銀交換にできて一気に形勢が傾きました。
その直後さらに相手から角打ちからの銀打ちがありました。ここで金を自陣に打ち込むことで飛車と角銀の二枚替えにする変化がありました。掲載しているのは本譜では無く変化図ですが、もう寄せが近い段階で自陣に金を打つのをもったいなく思ってしまってんですよね。評価値的には低くても、やっぱりここでは金を温存したいです。
④の局面では、この飛車打ちが受かりません。これも、相手が金をどこかに打ってくれたら飛車を打とうと思っていました。今日は見え方が早かったです。
終局図。実は少しだけ遠回りをしていますが、まあいいか(笑)。
まとめ
全体として、45銀からの角頭攻めが効果的で、その後の41角が読みの入った手になり、そこから思い通りに指すことができました。明日も頑張ります。