巨人の星、京子編～大リーグボール3号

/#野村克也さん/

1970年（昭和45年）のプロ野球オールスターゲームの時期の話。原作のKC18巻、文庫11巻「屈辱の“夢の球宴”」「京子のオネガイ!」に相当。

/巨人の星(再放送)[第165～166回]｜友情のファインプレー＆悪夢のオールスター | テレビドラマに夢中！ (ameblo.jp)/

/午後2:58 · 2020年2月11日/

〔1970年のオールスターゲーム (日本プロ野球) - Wikipedia〕

すべてか！ゼロか！

結局、飛雄馬はこのオールスターで大リーグボール3号を編み出した。

しかし4月に大リーグボール2号を打たれたあとの登板がこれ。

1970オールスター

第1戦日程 7月18日開催地明治神宮野球場スコアパリーグ 13-9 セリーグ MVP 長池徳二第2戦日程 7月19日開催地大阪スタヂアムスコアセリーグ 4-1 パリーグ MVP 江夏豊第3戦日程 7月21日開催地広島市民球場スコアパリーグ 6-8 セリーグ MVP 遠井吾郎

〔1970年のオールスターゲーム (日本プロ野球) - Wikipedia〕

飛雄馬が己の左手を潰して一徹に復讐しようとした試みは京子に止められたが、結局、大リーグボール3号で実現した。

飛雄馬は1970年の前半戦、開幕後、4月に中日戦と阪神戦に登板、約1カ月後に京子の負傷事件、それから1週間後の川上監督との再会、そのときオールスターのファン投票が出た。それからオールスターまで登板なし。その間、球団に無断でアルバイト。

さすがに飛雄馬はプロ失格だろう。すべて一徹の教育のせい。

魔球が打たれても登板するより、打たれたからと逃げる方が球団に迷惑をかける。ところが飛雄馬はそれが分からず勝手に失踪を繰り返した。アニメでは3号のヒントをつかんでまた失踪、これでは飛雄馬に感情移入できない。

花形満は幼少のころ英国に留学していたからアメリカのデトロイト視察は問題ないだろう。

オールスターで投手が星、一塁が花形、右翼手が左門、これで捕手・伴宙太が実現しなかったのが惜しい。

花形は速水譲次に匹敵する快足

アニメの星飛雄馬は本当にダメだな。花形がハッスルプレーで最後の賭けを示した以上、もう野球から逃げた失踪は許されない。次に失踪するのは本当の引退の時。だから3号を開発して左腕を破壊してから失踪した。それでもアニメスタッフは飛雄馬に無駄な竹林での特訓をさせた。「新巨人の星」で右投手の星が左門に打たれたときも、原作では王選手の進言により、長嶋監督の判断で飛雄馬は二軍に落ちただけだったのにアニメではまた失踪。本当にがっかりした。アニメの「巨人の星」の最大の欠点はこういう無駄な話が多いこと。新幹線での出来事のあとすぐにオールスターでの3号披露でもよかった。