昭和28年(1953年)生まれで66歳の人が夫の記ミスで1928年(昭和3年)生まれの91歳と誤解された

 

今年76歳になる人が自分の生まれた年を言う場合、「昭和」もつけずに「18年生まれ」と言う場合がある。この場合、周りが家族や親戚や同世代の人たち(大体、昭和生まれ)であれば、それが「昭和18年」だと察することができる。 はこれを理解できるだろうか。

 

西暦2017年(平成29年)と平成17年(西暦2005年)が混同される問題。これは昭和以前の時代からあったはずで、例えば昭和18年(西暦1943年)生まれの人が「昭和」をつけずに「18年生まれ」と言う例がある。1918年(大正7年)生まれでないことは暗黙の了解だったのだろう。

21:05 - 2019年10月23日

 

昭和18年生まれの人が10歳だったときは、大正7年生まれの人は35歳で、年齢差は外見ですぐ理解してもらえただろう。今では1943年生まれの人は76歳で、1918年生まれの人は101歳。外見で判断するのは難しいかもしれない。

21:11 - 2019年10月23日

 

NHKニュースさんさんのツイート

聖火ランナー “91歳”の女性 実は66歳 応募時に入力ミス 埼玉

20:38 - 2019年12月18日

 

のんた@ライブは月に20本までwさんのツイート

返信先: さん

てか,日本人相手なんだから,西暦だけじゃなく元号での入力インターフェースも用意しとけばよいのに。 若い人ばかりじゃないんだから。

 

べち-ちちまる:青森ボドゲ土曜会〜次は2020年(@TTMttm6)さん  Twitter

俺「娘ちゃんは平成何年生まれ?」

娘「平成2007年!」 って答えた。

元号と西暦は間違いのもと。 どっちかにしてほしいよ。

21:27 - 2019年12月18日

 

返信先:@zenqoo39さん,@BookloverMDさん

2006年(平成18年)生まれの子供の場合、親は昭和の戦後生まれで、昭和と西暦の換算はできても、平成と西暦の換算ができないまま令和を迎えた人が多いでしょう。2008年は平成20年、1945年は昭和20年、どちらか一方または両方がわからない人は今からでも覚えた方がいいでしょう。

午前10:13 · 2019年12月18日

 

この人の夫は西暦に慣れてなかったのだろう

聖火ランナー “91歳”の女性 実は66歳 応募時に入力ミス 埼玉 | NHKニュース〕

>女性は実際は昭和28年生まれで、インターネットを通じて応募した際に、西暦で「1953」とすべきところを夫が誤って「1928」と入力したということです

0:37 - 2019年12月19日

 

ばふぁさんのツイート

私がいた病院では、本人確認のため、採血などの際に、氏名と生年月日を本人の口から言わせます。 若い人は「平成3年」など元号を付けて返答しますが、年配者は昭和が当たり前だったからか「22年」など元号なしの人が多いです。 この人も西暦で書くべきところを元号の数字で書いただけなのでしょうね。

 

昭和22年生まれの人は「何年生まれですか」と聞かれたら「22年です」と答えてそれで通用する環境で、あるいはそういう時代に育ったのだろう。高齢者も若者も「昭和22年は西暦1947年だ」ということを知らないと意思疎通ができなくなる。西暦1922年だと大正11年になる。

2:04 - 2019年12月21日

 

もし公的文書で元号を廃止すべきなら、昭和世代が自分の生年月日や経歴を昭和で覚えているのを改めて、西暦で言ったり書いたりするのに慣れる必要がある。これは自治体でなく市民の側の責任。自治体がこういうミスを防ごうとしたら和暦でも申請できるようにする必要が出てくる

2:20 - 2019年12月21日        

 

若林 宣@t_wak

今日、税務署でe-Taxの利用を勧められた。いささか遠いし、ならばとIDとパスワードを設定しようとしたところ、生年月日の入力に際して西暦では受け付けない仕組みになっていることを知った。外国籍の方などどうしているのか聞いたところ「和暦に換算して貰っております」との由。呆れが宙返りである。

午後2:14 · 2019年12月20日

 

Exis@Exis_WIZ

いい加減公的機関では元号使用不可で西暦オンリーにすりゃいいのに システム変更とか無駄でしょ

午前1:18 · 2019年12月22日

 

返信先:@Exis_WIZさん

昭和生まれの多くは平成になってから西暦で出来事を覚えるようになったようですが、昔のことは昭和で覚えている人が多いので、昭和世代は自分や親の過去も西暦で覚えなおす必要があります。それができない限り役所の書類などでは元号が残るでしょう。ある意味、自業自得です。

午前7:41 · 2019年12月22日

 

西暦2007年は平成19年。こういうことは周りの大人が子供に教えておく必要がある。昭和28年(西暦1953年)生まれのご婦人の夫がネットで「1928」年生まれと記入してしまったらしい。書類などが西暦で統一されても、利用者(特に高齢者)の頭が元号中心のままだと混乱が生じる。

4:35 - 2019年12月23日

 

昭和28年(西暦1953年)生まれだと安倍晋三首相より1歳年上。

この年代の人は生年月日を聞かれたら「28年生まれ」と回答して育っていたのだろう。

昭和38年(西暦1963年)当時であれば、昭和28年生まれの人は10歳、西暦1928年(昭和3年)生まれの人は35歳だから、子供と大人の違いだった。

ちなみに明治28年になると西暦1895年、日清戦争が終わった年だから、この年に生まれた人昭和38年(1963年)の時点で68歳。

昭和38年当時なら10歳の子供が「28年生まれ」だけで「昭和28年生まれ」と理解された。

「10歳と35歳」なら一目瞭然だが、「66歳と91歳の違い」になると、さすがに誤解を生みやすい。昭和生まれが時代の変化に対応できないと、同じ混乱を生みだろう。

 

もし令和元年の時点で、ある人が単に「10年生まれ」と言った場合、話し相手は、それが西暦か和暦か、一々聞く前に、言った当人の年齢からある程度わかるはずだ。

その「10年生まれ」の人が9歳なら2010年(平成22年)生まれ、21歳なら1998年(平成10年)生まれ、84歳なら1935年(昭和10年)生まれ、98歳なら1921年(大正10年)生まれ、そして109歳なら1910年(43年)生まれである。1877年(明治10年)生まれは142歳になるので、さすがに生きてはいないだろう。

84歳以上だと外見で区別するのは難しいが、9歳と21歳と84歳以上なら見かけの違いは明確。だから「10年生まれ」の人が出てきたら、10歳くらいなら西暦2010年生まれの9歳、20歳前後なら平成10年生まれの21歳、80代の老人であれば昭和10年生まれの84歳だとわかる。

それでも「10年」だけでは西暦なのか平成なのか昭和なのか「わからない」人は、勘が鈍いのだろう。

 

これは制度の問題ではなく利用者の側の問題。制度上、生まれた年を西暦で記入するようになっても、高齢の利用者が生まれた年を元号で覚えていると起きる現象

午前9:49 · 2020年12月15日

 

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前後一覧

2019年(令和元年)12月

 

関連語句

Twitterで論議、元号と時代
 

参照

昭和生まれが自分の生まれた年を元号で言う問題

2018-03-07 06:28:31

 

Twitterで論議、元号が無いと時代を表せないか(2018年12月9日)〕

2018-12-16 09:45:30

 

永原慶二・松島栄一編「元号問題の本質」(白石書店)…1979年(昭和54年)4月15日

 

T-CupBlog>2019/5/7  13:24〔「昭和生まれが和暦を使う場合の問題