高1夏甲子園準決勝で青雲高校の星飛雄馬は涙でコントロールが崩れ、左門を歩かせたが、続く熊本打線を連続三振に打ち取った。結果としては強打者・左門を敬遠して後続打線を抑えた策と同じであった。
 
夏の甲子園準々決勝、星飛雄馬は牧場から聞いた左門豊作の悲惨な身の上話を思い出して涙し、左門を四球で歩かせた。その後、飛雄馬は続く熊本農林打線を連続三振に打ち取り、この回、左門は残塁。これは結果として投手が強打者を敬遠して後続を打ち取ったのと同じだ。
 
左門が呟いた弟・妹たちの名前を瞬時に暗記して飛雄馬に伝えた伴宙太の記憶力は凄い。ここで飛雄馬は涙で制球が乱れて左門を歩かせたが、後続の熊本打線を連続三振に打ち取ったので、最初から故意に左門を敬遠したケースと同じである。
 
甲子園の決勝で飛雄馬は花形を敬遠し、そして敗れた。プロに入って左門との対戦で飛雄馬は監督の敬遠命令に逆らって勝負し、速球を討たれて降板。
 
 
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甲子園決勝
投手・星飛雄馬vs打者・花形満
第1打席:敬遠。
第2打席:花形が敬遠球を打ったが右飛。
第3打席:花形ヒット、二塁走者が本塁でアウト、チェンジ。
第4打席:花形本塁打。
青雲●0-1〇紅洋
 
花形は高校時代、星飛雄馬によって敬遠され、次の打席の敬遠のボールを強引に打ったものの外野フライ。3打席目は2アウトランナー2塁、星は内角の速球で勝負。花形は慌てて打ち、打球がレフト前に飛ぶシングルヒットとなったが、敬遠を予想した2塁走者のスタートが遅れ、本塁でアウトになって無得点。
 
夏の甲子園決勝、花形は4打席目で本塁打を放ち、星飛雄馬は敗れた。
 
 
 
 
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