これが収録されているてんコミ第22巻は1981年8月25日に出た。巻末には「のら犬・イチの国」もある。
1981年から1866年さかのぼると西暦115年である。
1980年「小三」5月号掲載のようで、1980年から1866年さかのぼると114年。
2010年の時点で、『ドラえもん』でのび太が小学生時代でドラえもんと一緒だった時期は1970年から2010年まで合計40年の幅がある(下注釋)。
すると1866年さかのぼった過去も西暦104年から144年まで40年の幅があるわけだ。
└→日本武尊(ヤマトタケルノミコト)【人物】
武尊没年から1866年後だと1979年なので、「タイムマシンがなくなった!!」は1979年当時で小学生だったのび太少年の話である。1979年と1981年は2年差なので小4と小6と考えれば問題なかろう。
インターネットで調べると「タイムマシンがなくなった!!」の雑誌初出は1980年『小三』5月号らしい。するとのび太の少年時代が1979年だったとしてもおかしくない。
ちなみにのび太が1980年5月で小3であれば1979年度で小2、1981年度で小4である。
@kyojitsurekishi それ以前に円谷プロのウルトラシリーズでモロボシダンのカプセル怪獣と怪獣ボールがありました。>@_023374822238 「モンスターボール」はポケモンより前に、ドラえもんの道具として存在した。/
posted at 01:32:35
@_RENSHI__ 原作ではモンスターボールから出たヤマタノオロチをドラえもんが回収しただけで、なぜ神話でスサノヲノミコトの手柄になっているのか謎でしたが、アニメではそこが補完されてました。
@_RENSHI__ アニメの「ドラえもん」は桃太郎でも西遊記でもヤマタノオロチの話でも、キャラクターをのび太・ジャイアン・スネ夫・しずかに当てはめるのがうまいですね。
「ドラえもんとポケモン」といえばモンスターボール。1980年当時の「タイムマシンがなくなった!!」(てんコミ22巻)に出てくる。 ちなみにモンスターボールの原型はウルトラセブンのカプセル怪獣であろう。内山まもるが描いた漫画版「ウルトラマンレオ」ではウルトラマンジャックが再び地球を訪れ、郷秀樹としておゝとりゲンとモロボシ・ダンの2人に会い、ダンに怪獣ボールを与える場面があった。
posted at 19:43:01~19:52:19
@KUSOLAB ポケモンのモンスターボールというとウルトラセブンのカプセル怪獣が発展したようなものですから、「空想非科学大全」にあった「無から有を生む原理」が前例としてありますね。
posted at 21:52:42
related tweet
@kyojitsurekishi アニメ「ドラえもん」のDVDをレンタルして、2005年4月15日に放送された「タイムマシンがなくなった!!」を見た。ヤマタノオロチの生贄(いけにえ)にされそうになってのび太に救われた弥生時代の女の子の声が、しずかちゃんの声のように聞こえた。
posted at 00:32:23
モンスターボールの成り立ちについて調べてみた。もともと「ウルトラセブン」にカプセル怪獣の設定があった、「ウルトラマンレオ」で郷秀樹がダンに与えたカプセル怪獣の一つに怪獣ボールから出てくるセブンガーというロボットがいた。「ドラえもん」でモンスターボールが出てきたのはてんコミ22巻「タイムマシンがなくなった」。調べると「小三」1980年5月号掲載。88年の映画ドラ「のび太のパラレル西遊記」でもモンスターボールが使われた。ポケモンの原型である「カプセルモンスター」の企画は1990年に完成。考えた人はウルトラセブンのカプセル怪獣をヒントにしたらしい。
posted at 02:05:30~02:06:07~02:09:36
@KONGSTGLOVE @syokumutaiman のび太君はヤマタノオロチと武蔵坊弁慶を知らず、ドラえもんはどちらも知っていました。「うる星やつら」の諸星あたるは弁慶を知っていたのに対し、ラムちゃんは知らなかったようです。こういうギャップが面白いのかも知れません。
posted at 16:08:11
└→『ドラえもん』てんコミ22巻「タイムマシンがなくなった!!」関連、更に補足
11月22日は「カラオケ得点対決!下剋上サバイバル」、29日は「ミュージックステーション」3時間SPで、「ドラえもん」は休み。12月6日金曜日に「ドラえもんに落書き」「燃えよ!ドラミのスケート特訓」「タイムマシンがなくなった!!」放送予定。
/タチバナナツメ@おえかきしたいさん (@natsumm) / Twitter/
さっきドラえもんにヤマタノオロチが出てて、七つしか股がないのになんでヤマタノオロチなの?って話が出てて。旦那に“なんで?”って聞かれて考えたんだけど……
これなら問題はないと思います。 >@natsumm さっきドラえもんにヤマタノオロチが出てて、七つしか股がないのになんでヤマタノオロチなの?って話が出てて。旦那に“なんで?”って聞かれて考えたんだけど……
雑学として紹介するなら「ドラえもんの道具『モンスターボール』の名はずっと後になってポケモンでも採用された」とすべきであろう。
「タイムマシンがなくなった!!」【作品】
「タイムマシンがなくなった!!」ではのび太がドラえもんの道具を使いっぱなしにしていたことで騒動になったが、ドラえもん自身もそういうことをよくやっており、「パラレル西遊記」がその一例。ドラえもんの所業は恐竜ハンターやギガゾンビと紙一重かも知れない。
神話では素戔嗚尊(すさのをのみこと、須佐之男命)が八岐大蛇(やまたのおろち)の尾から天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)を取り出し、それを日本武尊(やまとたけるのみこと、倭建命)が使って剣は草薙剣(くさなぎのつるぎ)となった。日本武尊は景行天皇の皇子。
また、ドラえもんがのび太の部屋に道具その他を置きっぱなしにして、のび太が勝手に使ってしまうことはよくあった。
「タイムマシンがなくなった!!」【作品】
ドラえもんの「タイムマシンがなくなった」は1980年「小三」5月号掲載で、1981年8月25日に出た単行本22巻収録。
スサノヲは天照大神(アマテラスオホミカミ)の弟で、天照大神は神武天皇の先祖だから、ヤマタノオロチ(八岐大蛇)の話は神武天皇即位(神話で紀元前660年)より前だろうが、藤子・F氏はオロチの話を弥生時代、それも紀元後の西暦2世紀ごろに設定したようだ。
ヤマタノオロチ(八岐大蛇)の出現は劇中の時代から1866年前なので、1980年か1981年から1866年前とすると西暦114年か115年の弥生時代。
Kaguraoka Inari-jinja 神楽岡稲荷神社
5:22 - 2015年8月18日
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藤子・F・不二雄はヤマタノオロチの神話の話を弥生時代、それも紀元後の西暦114年か115年ごろに設定したようだ。
『ドラえもん』てんコミ22巻「タイムマシンがなくなった!!」関連、更に補足/ - Yahoo!ブログ
藤子・F・不二雄は戦時中に小学生だった世代で、天照大神や神武天皇の物語を国史の授業で習っていたはず。ヤマタノオロチの出現を弥生時代後期の紀元「後」に設定したところは少し「現実的」であろうか。
/古事記の世界へ『タイムマシンがなくなった!!』/「大長編ドラえもん」になりそうな話②|藤子Fノート|note/
/タイムマシンがなくなった!! (その2) | 横山泰行オフィシャルブログ「ドラえもんマンガの古典化大作戦」Powered by Ameba (ameblo.jp)/
/ヤマタノオロチってなんで八岐大蛇なの? ナナマタノオロチじゃないの? (by のび太) | 和魂美才 (yamato556.jp)/
西暦114年は甲寅、景行天皇44年、皇紀774年。 西暦115年は乙卯、景行天皇45年、皇紀775年。 /#元号の限界/
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2010年3/19(Y‼Blog)
タイムマシンが
タイムマシンがなくなった 弥生時代 タイムマシンがなくなった ヤマタノオロチ
【作品】[1] [2](古代編)
ドラえもん 道具 モンスターボール(twitter)
注釋
40年の幅
作中の設定ではのび太が小学生であり、その前提で、ある年の正月から小6の3学期までとすると「5年3箇月」が限度である。ただ、原作掲載作品が『よいこ』『幼稚園』に及んでいたことから第1話ののび太が小学校就学前とすると、もっと長い可能性もある。ただ、のび太が3歳のときにはまだドラえもんと同居はしていないし、小学校入学前ののび太は眼鏡をかけておらず、普段の劇中ののび太よりは幼い。
40年と言えば、さらに5年たてば45年である。1985年『小六』9月号に「45年後……」が掲載され、『ドラえもんプラス』第5巻に収録されている。1985年から45年後は2030年。のび太が掲載誌の読者と同学年なら2030年で57歳である。そして、1970年から45年後は2015年。2010年の段階であと5年。「初代」のび太はその時代で55歳になる。
なお、2014年放送の『ドラえもん』ではのび太の少年時代が2014年と判明しており、1970年から2014年まで44年の幅となっている。
参照