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2008年(4)~2009年――『未来少年コナン』『ドラえもん』
鍵、錠前というのものは外部から家を守る役割を果たすが、一方で自分が外部の危険から逃れるために家に入ろうとした場合、鍵を開けている間に襲われる危険性があり、家のありかもばれてしまう。
2008年(4)~2009年――『未来少年コナン』『ドラえもん』
鍵、錠前というのものは外部から家を守る役割を果たすが、一方で自分が外部の危険から逃れるために家に入ろうとした場合、鍵を開けている間に襲われる危険性があり、家のありかもばれてしまう。
パスワードも同じである。
最近、シナ語の教材で「密碼」、つまり暗証番号またはパスワードに関する興味深い文章に出くわした。
ネットで調べると華東師範大学のHPにある「基礎漢語40課、4 Lessons For Basic Chinese Course」の第28課である。もとは北京晩報にあったものを改編したらしい。実話かどうかよくわからない。
雅虎 谷歌
↑基礎漢語40課 密碼 華東師範大学 で検索
ネットで調べると華東師範大学のHPにある「基礎漢語40課、4 Lessons For Basic Chinese Course」の第28課である。もとは北京晩報にあったものを改編したらしい。実話かどうかよくわからない。
雅虎 谷歌
↑基礎漢語40課 密碼 華東師範大学 で検索
http+://book.dangdang.com/
└→このテキストを検索して見つかったのだが、「当当網」または「当当図書」といって本を紹介するHPがある。
└→このテキストを検索して見つかったのだが、「当当網」または「当当図書」といって本を紹介するHPがある。
「密碼」の主人公はおそらくは中国人と想われる男性で、話は以下のような内容である。
いつのころからか、我々はパスワードに縛られた世界に暮らすようになっており、それは安全と同時にわずらわしさももたらしている、ということでこの話は始まる。
最初、その男性の妻がカードの番号を666や888のような演技のいい数字にしていたが、これではありふれているので、夫または妻の誕生日にしたらしい(これでも、ばれやすいものだが)。
あるとき、夫のほうが銀行で金を引き出そうとしたが、何度やっても暗証番号が間違っており、あやうく泥棒と間違えられるところだった。その男性が帰宅して妻に訊いたところ、その妻は「最近、私たちの結婚記念日に変えたの、教えるの忘れてた」と笑って言ったらしい。
また、ある日、夫のほうが出張に行くことになり、スーツケース(原文では「箱子」xiāngzi)開けるものだった。妻は荷物を準備しながら暗証番号を言ったのだが、夫は鏡を前にネクタイをしめて、妻の言った番号が頭に入らなかった。
会議の場所で夫が資料を出そうとスーツケースを開けようとすると暗証番号がわからず、彼自身、妻、妻の両親の誕生日(ここまで覚えられるのなら新しい暗証番号も覚えられそうなものだが)を試したが開かない。焦ったその男性は妻に電話したところ、妻があきれて「出かけるときに言ったでしょ。家の番地」とこたえた。
それ以来、その男性は暗証番号恐怖症となり、夢にまで見るようになる。金を引き出そうとするが暗証番号がわからず、暗証番号をメモしたノートがあるのだが、そのノートも暗証番号で開く箱の中にあるという夢で、それで焦ったところで目が覚めた。
最初、その男性の妻がカードの番号を666や888のような演技のいい数字にしていたが、これではありふれているので、夫または妻の誕生日にしたらしい(これでも、ばれやすいものだが)。
あるとき、夫のほうが銀行で金を引き出そうとしたが、何度やっても暗証番号が間違っており、あやうく泥棒と間違えられるところだった。その男性が帰宅して妻に訊いたところ、その妻は「最近、私たちの結婚記念日に変えたの、教えるの忘れてた」と笑って言ったらしい。
また、ある日、夫のほうが出張に行くことになり、スーツケース(原文では「箱子」xiāngzi)開けるものだった。妻は荷物を準備しながら暗証番号を言ったのだが、夫は鏡を前にネクタイをしめて、妻の言った番号が頭に入らなかった。
会議の場所で夫が資料を出そうとスーツケースを開けようとすると暗証番号がわからず、彼自身、妻、妻の両親の誕生日(ここまで覚えられるのなら新しい暗証番号も覚えられそうなものだが)を試したが開かない。焦ったその男性は妻に電話したところ、妻があきれて「出かけるときに言ったでしょ。家の番地」とこたえた。
それ以来、その男性は暗証番号恐怖症となり、夢にまで見るようになる。金を引き出そうとするが暗証番号がわからず、暗証番号をメモしたノートがあるのだが、そのノートも暗証番号で開く箱の中にあるという夢で、それで焦ったところで目が覚めた。
これが「密碼」の内容である。以下のHPに掲載されている。
http+://hanyu.ecnu.edu.cn/jichuhanyu1/htmjc/t28-1.asp
http+://hanyu.ecnu.edu.cn/jichuhanyu1/htmjc/t28-1-2.asp
http+://hanyu.ecnu.edu.cn/jichuhanyu1/htmjc/t28-1-3.asp
http+://hanyu.ecnu.edu.cn/jichuhanyu1/htmjc/t28-1-4.asp
http+://hanyu.ecnu.edu.cn/jichuhanyu1/htmjc/t28-1.asp
http+://hanyu.ecnu.edu.cn/jichuhanyu1/htmjc/t28-1-2.asp
http+://hanyu.ecnu.edu.cn/jichuhanyu1/htmjc/t28-1-3.asp
http+://hanyu.ecnu.edu.cn/jichuhanyu1/htmjc/t28-1-4.asp
さて、ここではこの男性が暗証番号で困っているということまでわかるが、では誰がどうすべきかわからない。
まず、夫と妻でカードと共有しているのが問題である。銀行のカードでもスーツケースでも夫のものは夫、妻のものは妻だけが使うようにすべきである。
さらに、スーツケースの暗証番号を妻が教えたとき、よく聴いていなかった夫も悪いが、妻も夫を呼んでその場でそのスーツケースを閉めてから夫に開けさせるなど、暗証番号を夫が覚えたか確認してから送り出すべきであった。だいたい、そういう大事なことは何かをやりながらついでに言うのではなく、ほかのことを一切中断して話すべきである。
まず、夫と妻でカードと共有しているのが問題である。銀行のカードでもスーツケースでも夫のものは夫、妻のものは妻だけが使うようにすべきである。
さらに、スーツケースの暗証番号を妻が教えたとき、よく聴いていなかった夫も悪いが、妻も夫を呼んでその場でそのスーツケースを閉めてから夫に開けさせるなど、暗証番号を夫が覚えたか確認してから送り出すべきであった。だいたい、そういう大事なことは何かをやりながらついでに言うのではなく、ほかのことを一切中断して話すべきである。
ここで重要なのは、機械というのは人間よりはるかに愚かだということだ。
機械の前に座っているのがその持ち主かどうか判別できない。本人であっても打ち込んだ番号が違うだけで別人と判断してしまう。
しかし、人間も似たようなものだ。身分証明書の名前の字体が違うだけで、「本人確認できません」などと言うくらいなのだから。ネットの無料掲示板など創った本人が書いているのに「いたずら投稿防止」などと称して、連続して多数の「記事」を保存できないようになっている。
最近、TeaCup掲示板の登録方法が変わり、以前のパスワードが使えなくなった。客の個人情報を守るためなどという理由らしいが、結局、その客が掲示板を使えなくなるだけである。
機械の前に座っているのがその持ち主かどうか判別できない。本人であっても打ち込んだ番号が違うだけで別人と判断してしまう。
しかし、人間も似たようなものだ。身分証明書の名前の字体が違うだけで、「本人確認できません」などと言うくらいなのだから。ネットの無料掲示板など創った本人が書いているのに「いたずら投稿防止」などと称して、連続して多数の「記事」を保存できないようになっている。
最近、TeaCup掲示板の登録方法が変わり、以前のパスワードが使えなくなった。客の個人情報を守るためなどという理由らしいが、結局、その客が掲示板を使えなくなるだけである。