2023年12月10日(日)
東京鶯谷WHAT'S UP

THEE ME & EPITAPH
 (Support Drums : Satoshi)
2023 LAST LIVE ONE-MAN

JUSTY-NASTY、CRAZEのVOとして知られ、
その後もソロやバンドやユニットで活動を続けてきた、藤崎賢一さんの現在のバンド。
THEE ME & EPITAPHのワンマンを観てきた。
鶯谷WHAT'S UPはインディーズバンドの告知で見て名前は知っていた店で、数年前に仕事で近くに行った時に店の前を通ったことがあるので、
鶯谷駅北口から徒歩で5分もかからないお店には迷わず到着。




あまり早く行ってもと開演5分前を目安に店に入ると、入口付近までビッシリ!


藤崎賢一さんもX(旧Twitter)で狭いお店なのでと書いておられたが、外観から予想できる狭さで、
ドラムセットもある外国のライブバーみたいな感じだったのは良い感じ。
良い意味で狭い箱に久々に足を踏み入れた。
僕の後からも数人の御客様が開演後に入ってきたので、ほぼオンタイムスタートだろう。

「待ったぁ~?!」

威勢の良い女性の声に観客の声が応え、
始める前に試すように鳴らす各楽器の音が聞こえてきたが、ステージとフロアに段差がなく前が見えないほどの人垣が僕の前にズラリ。
女性の声はB&VOのhollyさんで彼女がベースを掲げて観客を煽るように見るアクションはよく見えたが、藤崎さんの姿はまだ視認できず。
しかしライブが始まると姿は見えなくても、
エレキギターを弾きながらの歌声にドキッ!
こ、この声だ!藤崎賢一だ!!
今年1月に心筋梗塞で救急搬送されたとネットで読んでいたが、今は完全に復活している。
ギターサウンドも歌の邪魔にならない音量で心地良いビートを刻み、ギターソロでは曲に似合う良いメロディを奏でる。
何より曲が良い!!英語詞の歌も数曲あったが、
日本語の歌詞とキャッチーなメロディが、
これだよ!こんなのが聴きたいんだよ!
と僕の感性の琴線に触れる。

もう1人の正式メンバーhollyさんのベースの音も太く心地良く、彼女がVOをとる曲で藤崎さんが歌わずにギタリストに徹していたり、コーラスを歌ったりといった場面もバンドらしい。
僕は先に述べたようにJUSTY-NASTY世代なのでどうしても藤崎賢一さんに注目してしまうが、
あくまでもバンドなのだ。
MCもhollyさんがメインで明るく楽しく盛り上げていたが、なにか喋りませんか?と話を振られた時には喋る藤崎さんのMCは口数の少ない大人の男を感じさせてドキドキッ!

1曲が短いバンドだからとhollyさんが言っていたが、持ち曲が多いバンドなのでワンマンでしか演らない曲も多々あるようで、YouTubeにアップされている曲だけではないことも生で確認。
バンドだから2人ではなくて、ドラマーを見つけて3人で1stアルバムを作りたいと藤崎さんが言っていたし、確かに曲数は多かった。
過去にやっていたバンドの曲やソロでやっている曲をやって曲数を増やすとかはせず、バンドの曲だけで最後までやったのもカッコイイ!

アンコールの締めも藤崎さんがMCでビシッと締めて、最後の曲に繋げていた。
曲名はうろ覚えだが、未来に繋げる前向きな歌で終わりたいとかそんな感じで、これまた何度も書くがこれぞ!な藤崎節炸裂な曲が最高!!

終演後にようやくドリンクチケットをビールと引き換えて喉の渇きを潤したながら物販の順を待っていたが、満員御礼なので物販も行列。
待っている間にビールを呑み干し、明日仕事で朝早いしなと諦めて帰ることに。
音源を全種類買って帰る予定だったが、
購入後に藤崎さんとお話できたとしても今はまだ心の準備ができていないぜ!な僕。

公式Xよりセトリ


【次回ライブ】

1/21(日)千葉本八幡ROUTE FOURTEEN
-Let’s get together-
[ACT]
極東ファロスキッカー
THE HURRICANE
THEE ME & EPITAPH

OPEN17:30
START18:00
ADV¥3,500(+1D)
DOOR¥4,000(+1D)


まだ予定はわからないが参戦を検討中

観に行く前の記事