萩・松本村サイクリング(東光寺・後篇) | 京一花日記帳

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*方丈*



普段は、毛利家ゆかりの方しか入れないというこの方丈ですが、

なんと、私が訪れた11月8日から、ちょうど



が始まっておりまして、畏れ多くも、中へ上がらせていただくことができました(゚ーÅ)

上の写真にも写っている、家臣用の入り口から、失礼いたします。

(この方丈には、左隣にもう一つ、お殿様用の立派な玄関がありました。)



上がってすぐ左に、大広間が広がっています。

奥のお仏壇には、萩出身で東光寺の開山・慧極(えごく)禅師さまのご位牌とご尊像が、

そのさらに奥には、毛利家の奇数代の藩主のご位牌が祀られており、こちらにも合掌いたしました。



お仏壇の、毛利家の家紋と目が合い、ドキドキしました。


そして、大広間を左手にして、奥へ進んだ先には…



机の上には萩焼がずらりと並び、その縁側に、お茶席が



贅沢すぎる、貸し切り状態ありがちなキラキラありがちなキラキラ

ガラス越しに見える奥のお座敷は、な、なんと、
毛利家の各藩主が墓参りに来られた際に休まれるお座敷なのだとか…(((゜д゜;)))



一番左のお菓子は、私と同じく、京都から萩入りしたのだそうです。

おとなりの橙色のお菓子は、萩の夏みかんのはちみつ漬けオレンジ


お庭にも、出られるようになっています。







紅葉もみじには、ちょっと早かった…
でも、いろいろが凄すぎて、もう… 胸いっぱいです


しかも、帰り際には…



松陰先生~!!(?)こんなところでもお会いできて嬉しいです


 
こちらは…? 気になる存在です




本当に本当に、ものすごい場所でお茶をいただくことができました。お邪魔いたしました。



*カイパン*



現在の木魚の原型、「カイパン」(開梆)



●魚の形をしているのは、魚は日夜を問わず目を閉じないことから、寝る間を惜しんで修行に精進しなさいという意味

●口にくわえた丸いものは、人間の煩悩を表し、魚の背をたたくことで煩悩を吐き出させる、という意味

だそうです。(wikipediaより)

「木魚」は、魚の形じゃないのにどうして木魚というのか… 長年の謎が解けました。

宇治の萬福寺にいらっしゃるカイパンさんにも、お会いしてみたい。








東光寺でした。

萩に行くたびに、訪れたい場所の一つになりました。