お疲れさまです。
師走のはじまりは、雨でした。また、冬がやってきますね…。
~引き続き、2014年11月23日(日)~
お昼ご飯は、「都野菜 賀茂」本店 (四条烏丸近く)
その日の朝に収穫した都野菜(京都産有機、無農薬、減農薬野菜)を使ったお料理が並ぶ、バイキング食堂です。
野菜たっぷりのお料理がずらりとならび、どれもほんっとうに美味しいです。
バイキングなのにこのお値段、、行列ができていますが、並ぶ価値ありです!
都野菜 賀茂
【詩仙堂 丈山寺】
詩仙堂は、一乗寺エリアにあります。
四条烏丸から、市バス⑤番で向かいましたが、失敗でした… ⑤番は、京都駅出発→南禅寺・永観堂経由だったのです。
岡崎に入ったころから、渋滞でまったく動かなくなりました。バスの中もすし詰め状態で、首を動かすこともできません… ⑤番は要注意です
普段30分くらいのところを、一時間以上かかって、ようやくたどり着きました。お母さんごめんね。
小さな山門をぐぐって、
竹林の間のゆるやかな石段を進み、玄関から、中へ上がらせていただきます。
本堂の広間から見える、素晴らしい景色
じゃなくてΣ\( ̄ー ̄;) こちらでした
この景色が見られる広間には、詩仙堂をおつくりになった、石川丈山氏の遺品が飾られています。
*「詩仙堂」の名の由来*
石川丈山氏(1583-1672)は、徳川家康氏に仕える武士でしたが、大坂夏の陣で禁令に触れてしまい、武士を辞めて文人の道に入られました。
やがて隠棲され、ここに凹凸窠(おうとつか)(=でこぼこした土地の家)という庵をひらきました。
詩がお好きだった丈山氏は、「三十六歌仙」にちなんで、「三十六詩仙」を選定し、その詩と詩人の肖像画(狩野探幽氏作)を広間のとなりのお部屋に掲げ、「詩仙の間」としました。
それが中心となった堂であることから、現在は「詩仙堂」と呼ばれています。
室内の撮影は禁止なので、ぜひ直接「三十六詩仙」さまたちをご覧になってください。。
庭園へ。
庭園も、丈山氏作です。
もともとは農作物を狙う動物を追い払うための鹿(しし)おどしを、日本で最初に庭園の装飾に使ったのは、丈山氏だったとか。才能あふれるお方だったのですね…。
詩仙堂は、私が大好きな京都の場所のひとつです。
この日は、人が多すぎて疲れました…。でも、一度来てみたいと言っていた母は喜んでくれました。
普段の、静かな詩仙堂に、また一緒に訪れたいです。。
【真如堂(真正極楽寺)】
こちらも、母のリクエストでしたが…
たどり着いたころには、もう17時をまわっていて… 日が落ちかけていました(ノ_-。)
真如堂の正式名称は、「鈴聲山(れいしょうざん)真正極楽寺(しんしょうごくらくじ)」 こここそが、真の「極楽寺」だ!という意味。
「真如堂」とは、このご本堂の呼び名だそうです。
有料ですが、中へ入り、書院や庭園を拝観することができます。いいな…
*三重塔(法華堂)*
またたくさんの思い出ができて、母との紅葉めぐりは終了しました。
こうやって一緒にまわれるうちに、と、3日間で、一生分のぜいたくをしました…
来年も母とまわれるなら、今度は静かな穴場めぐりをしてみたいです。
お読みくださって、本当にありがとうございました!