萩焼窯元 大屋窯 | 京一花日記帳

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お正月、初めて萩に行ったとき、 自分の「萩焼」がほしいと思っていました。


萩出身の先輩に相談したところ、「じゃあ、あそこだ!」といって、車で連れて行ってくださったのが、 こちらの「萩焼窯元 大屋窯」です。




萩は、古来から陶業がさかんな地でしたが、今日の「萩焼」は、萩藩主毛利輝元公が、慶長年間に、 朝鮮の陶工を毛利家のお抱え窯としたことで誕生しました。


そして、ここ「大屋窯」は、 当主、濱中月村(げっそん)氏が、1969年(昭和44年)に、萩市南方の日輪山のふもとにひらきました。

(月村氏は、アメリカやヨーロッパなど海外でも個展を開く、人気作家でいらっしゃいます。)

「大屋窯」という窯名は、その地名「大屋」より由来しているそうです。

萩の土と、天然釉薬を使って、茶陶、食器類を中心とした、和・洋の食・空間に合う暖かみのある器をつくられています。  (大屋窯 hp参考)


市街地からしばらく車で走ったところにある、静かな山のふもとに、大屋窯はありました。




入り口をくぐると…




すてきな萩焼がずらり。本当に素敵なんです。どれも。


*悩みに悩んで、購入したもの*


マグカップ

今は毎日これでお茶をのんでいます(ノ´▽`)ノ




もうひとつ、色違いで購入したものは、お世話になっている友達へ贈り物にしました。


菊小鉢




箸置きのふぐ君




お値段は、市中で出回っているいわゆる「萩焼」に比べて、お手頃価格です。

大切に使い続けたい器たちの仲間入りとなりました。


この大屋窯の方に、前回記事に書いた、「萩ゲストハウスruco」をご紹介いただいたのです。


この時は、こちらとrucoとどういうつながりがあるのか詳しく存じ上げませんでしたが、rucoに泊まってみると、この大屋窯でつくられたものが各所に使われておりました。


中でも洗面所に二つ設置された、真っ白に青い縁取りの入った、丸い洗面ボウル。持って帰りたくなるほど素敵でした。

この大屋窯も、rucoの完成に一役買っていたのですね。


そして、先輩と、大屋窯をぐるっと見て回らせていただくことに




↓ この窯で、作品を焼いていらっしゃいます






↓ こちらも萩焼 (予想 笑)




黒猫発見(遠っ)




↓ 夏は、こちらで野外カフェなどもされているそうです。来てみたい…!




↓ このスペースに、ずらりと作品を並べた市も、開かれるらしいです。 すぐさま駆けつけたい。。




お隣には、いい感じの民家とお庭と、蜜柑の風景




萩へ行かれた際には、ぜひこの大屋窯へも足を延ばしてみられてください。


ヒヨコ


大屋窯 information




大屋窯