京都の小正月 | 京一花日記帳

京一花日記帳

*京都や幕末、日々のことを綴っています。ご訪問ありがとうございます*

こんばんは。

今日、1月15日は、小正月(こしょうがつ)です。


元旦から7日までの「大正月」に対して、そう呼ばれるのだそうです。ご存知でしたか?

私は、知りませんでした。(恥)

小正月とは、旧暦のお正月にあたる日なのだそうです。




今宵、京の空に浮かぶ月です。綺麗な満月。


旧暦は、ご存知のとおり、「月」の満ち欠けをもとにしており、一か月は、満月から次の満月までの期間、とされていました。

満月は、めでたいものの象徴であり、一年で最初の満月の日が、お正月とされました。

ですので、今日が旧暦のお正月にあたるのですね。


そして、その小正月にもまた、大正月と同様にいろいろな風習があることを知りました。
その一つが、小正月の朝、一年の健康を願って「小豆粥」をいただくことです。

小豆粥とは、京都では「あずのおかいさん」と呼ばれる、やわらかく煮た小豆とお餅(!)を入れたお粥です。

同じく今日の小正月に行われる、お正月のしめ飾りやお守りなどを燃やす左義長(どんど焼き)の火で炊かれるもので、 これをいただくと、一年間の邪気を払い無病息災に過ごせると、平安時代から言い伝えられているそうです。


今日、下鴨神社では、その名も「御粥祭」が催され、 その「あずのおかいさん」がふるまわれると聞き、急ぎ駆けつけました。



お餅がちゃんと入っていました!!

小豆の味が噛むたびに口に広がる、素朴であたたかい味わいでした。 ごちそうさまでした。


午前中に行われた「御粥祭」では、この小豆粥と、大豆餅を神前に供え、国家国民の安泰を祈願されたそうです。


下鴨神社、久しぶりに参拝しましたが、やはり心が洗われる場所です。




世界遺産… すごい場所です。




糺(たたず)の森参道を歩いて…




一礼し、鳥居をくぐります。




こちら↓で、あずのおかいさんをいただきました。





その向かい側には、




えんむすびの神様 「相生社(あいおいのやしろ)」です。








相生社を左手にさらに進むと、「楼門」です。




その奥には、「舞殿(まいどの)」






極楽浄土・・・?



そして、「中門」




そのまた奥の「言社(ことしゃ)」には、「鴨の社へえと詣」。 十二支のお社が並んでいます。




いい小正月を迎えられました。



*おまけ*


今日15日は、百萬遍知恩寺の手づくり市の日!



大大大にぎわい!




このお店↓の韓国味噌がお気に入りです♪






↓こちらのお店で、「有機バナナとみかんのケーキ」を購入しました




明日、職場の方といただきます♡




市にいるだけで、わくわくします♪♪





とても充実した、私の小正月でした。