「維新恋華 龍馬外伝」 | 京一花日記帳

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週末、みなさまいかがお過ごしでしょうか。


私は、昨日久方ぶりに、大坂へ行ってきました。

人が多くて、賑やか。京とは異なる華やかさがありますね。

今日は、幕末を扱ったゲーム「維新恋華 龍馬外伝」について書きます。


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初めて遊んだ幕末にして乙女ゲーム「幕末恋華 新選組」があまりによくて、続編の「幕末恋華 花柳剣士伝」がまず気になったのですが、

どうせなら、実史で特に憧れている高杉晋作さんが出ているものを、と思い、こちらを購入しました。


このゲームは、「歴史的重厚感にあふれた作品」という感じです。

まるで歴史の教科書を読んでいくかのように、史実をなぞっていきます。


(信じられないことに)乙女ゲームですので、その隙間隙間に、主人公との恋愛要素が入ってくるのですが、

どのキャラクターも(沖田さんは除く)、自分にとって一番大事なものは日本の未来。 主人公の存在、恋愛は、彼らにとっては当然二の次三の次なのです。
そこがもう… 格好いいのです。


「幕末恋華 新選組」ともっとも異なるのは、主人公の立ち位置です。

龍馬さんの幼馴染であることから、攻略キャラクターらと関わっていくことになるのですが、 一緒に歴史を動かしたり、戦ったりするわけではなく、 日本の未来を見据えて進んでいく志士の方々に、ただひたすら寄り添い、陰で支えます。

そして、とにかく時事に明るく賢い彼女は、常に冷静に物事を見極め、的確な助言をしていきます。

かといって嫌味はまったくなく、素直でまっすぐな性格です。


攻略キャラクターは、坂本龍馬さん、中岡慎太郎さん、沖田総司さん、高杉晋作さん、河上彦斎さんの5名です。

絵柄は、前作が少女マンガ風だったのが、一転して劇画風に!! でも、不思議と気にならなくなります。

私の一番のお気に入り、高杉晋作さんです。


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背が低いことを気にしているのが可愛い、ド派手で強引で俺様な晋作さんです♡



龍馬さんは、こちら。


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器の大きさ、「人たらし」たらしめる魅力があふれる龍馬さんです。

頼りがいがあって、どこまでもついていきたくなります。

森川智之さん演じる土佐弁が、さらにこの龍馬さんを魅力的にしています。



そして、衝撃の沖田総司さんです。


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主人公より唯一年下で、筋肉質で、無口。主人公以外のものに興味がなく、少し変態要素あり…(個人意見)

沖田さん好きの方は、新しい沖田さんと出会えることうけあいです。←



実は、沖田さん以上に衝撃やったのが、中岡慎太郎さんでした。史実の中岡さんは、私が高杉さんの次に好きな人物です。

やめてー!と叫びましたが、これはこれで面白かったので、よしです(笑)


そして、美しすぎる人斬り河上彦斎さんも、実は人間味があって、素敵でした。



その他の特記事項としては、この2点。

①選択肢によって、「歴史ポイント」なるものを調整できます。

史実に沿った展開を見たければ歴史ポイントを上げていく、 ゲームならではの展開を見たければ下げていく、と、選べるのが面白かったです。

②たまにある恋愛要素が・・・R15だけあって、必要以上に、艶っぽい(/ω\)



まとめとしては…、


史実好きor歴史のお勉強に抵抗がない乙女には、とってもお勧めできる歴史ゲームです。