1992年よりビッグコミックスピリッツで連載され、現在は、増刊号に掲載されている美術界を舞台とした漫画です。
主人公、藤田玲司は、メトロポリタン美術館のキュレーターだった経歴を持ちながら、贋作専門の美術商を営んでいるんですが、それは表向きで、裏社会とのつながりもある人物、という設定ですが、アートに殉じるようなひたむきさも持ち、アートを理解しない人間には手厳しいなど、清濁飲み込んだような人物です。
それと、アラブの王族の娘でありながら、隣国の侵略により日本に流れ着いた助手のサラとともに、ギャラリーを運営しています(実は、莫大な遺産を持つ金持ち)。
アートに関する歴史的なことや、政治的なこと、人間関係のトラブルなど、多彩なストーリーで、しかも、アートに関する深い知識と洞察力も魅力です。
実は、このブログのスタイルも、影響を受けていて、美術と音楽の違いはあれど、設定や展開は、お手本にしてます。 前に書いた「音楽探偵 松原万寿堂」も、これから発想したものです。
今回は、5編あり、ちょっとパワーダウンしたかな?と、思いつつも、広範な知識に基づくストーリーの魅力は健在で、大いに楽しめました。 ちょっとへんこなおじさんや、中東系の美女が好きなら、おススメです(どういうすすめ方や(笑)) もちろん、アート好きは必見です。























