イル・ド・フランス国立管弦楽団、今年創立５０周年なんです。
イル・ド・フランス地域圏、古くは、パリ地域圏と言われていたパリを中心とした地域に、音楽文化を届ける目的で結成されました。 パリを本拠地にしてないので、知名度は低いですが、フランスの重要なオーケストラの１つです。 初代指揮者はジャン・フルネ。 その後の、２代目指揮者の、ジャック・メルシエ時代に、実力をつけていき、録音も増えていきました。 今回は、そんな音源の中から、いくつか紹介します。
まずは、貴重なサン＝サーンスのレクイエムです。 フォーレのレクイエムから9年前に作曲されましたが、比較的おだやかな表現で、フォーレ的な作品と言われています。 フォーレが、参考にしたかどうかはわかりませんが、少なくとも、フォーレ以前に、フォーレ風のレクイエムを、書いた人がいたわけです。
まだ、4種類しか音源がない激レア曲です＾＾ｂ
