ドヴォルザーク ピアノ連弾版「新世界」 デュオ・クロムランク | タケさんのブログ クラシック時々ポピュラー&グルメ、観光

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 デュオ・クロムランクは、ブラームスの交響曲も録音していますが、個人的に、おもしろいと思うのは、この、ドヴォルザーク、交響曲第9番「新世界より」。

 これも、ドヴォルザーク自身が、ピアノ連弾用に編曲したものです。 今のように、録音物が簡単に手に入る以前は、新作を聴くのは至難の業でした。 そのために、いろいろな編曲版が出版され、演奏されていました。 管弦楽器は、人数をそろえるのが、難しい場合もありますが、ピアノ連弾なら、ピアノが1台と、弾ける人が2人いればいいわけですから、大人気だったそうです。 実際に、中産階級が現れたあたりから、管弦楽版が出版される前に、ピアノ連弾版が、出版されることも多かったそうで、その人気が、うかがえます。 この、「新世界」も、オーケストラ版より先に出版され、編曲もドヴォルザーク自身という、貴重なもの。 音色が一緒のピアノなので、メロディや内声部がよくわかり、ドヴォルザークの独創性が良くわかります。 演奏も、全体のバランスを考えた緻密なもので、聴いてみたい人は、多いのではないでしょうか?

 

 なるほど!そうか!の連続です^^b

 

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