フォーレ ピアノ五重奏第1番ニ短調 コラール(p)パレナン弦楽四重奏団 | タケさんのブログ クラシック時々ポピュラー&グルメ、観光

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 没後100年のフォーレ、まずは、この作品から。

 室内楽は、フォーレの重要な作品群ですが、その中では、少し人気のないのが、このピアノ五重奏曲第1番。 第2番が、シンフォニックで大柄な響きなので、人気なんですが、スケルツォ楽章を欠いているなどの理由で、あまり、評価されていないそうです。 

 しかし、みずみずしく、完成度も高く、凛とした第1楽章から春の訪れを告げるような暖かくも明るい第3楽章へと続く構成は、まさしく、フォーレ晩年の傑作群の1つになると思います。

 最近でも、全集を含めて、いくつもの音源がリリースされていますが、個人的には、今のところ、この、ジャン・フィリップ・コラールのピアノと、パレナン弦楽四重奏団のものが最上だと思います。 第1楽章冒頭のアルペジオは、コラールの透明感あふれる音がぴったりだし、20世紀音楽もレパートリーであったパレナン弦楽四重奏団の、レベルの高いアンサンブルと、シャープになりすぎない響きが、この作品に相応しいと思います。 

 最近では、エベーヌ・カルテットに期待してるんですが、弦楽四重奏曲で、まだまだ、熟成が足りない感じだったので、あと10年くらい待ったほうがいいのかな? ピアノは、パスカル・ロジェあたりで、録音してくれたら、うれしいですけどね。

 

そろそろ春ですね~~~~~(’ ’

 

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