2024アニヴァーサリー・ジャズメン | タケさんのブログ クラシック時々ポピュラー&グルメ、観光

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クラシックを中心に、ポピュラーや民族音楽なども(少し)紹介してます。
レアなものや変わったものも多いので、良ければ見てやってください。

 今年は、有名なジャズメンが、何人もアニヴァーサリーを迎えます。 そこで、何人かを紹介します。

 

 まずは、バド・パウエル(1924-1966)。 ニューヨークで、フラメンコ・ギタリストを父に生まれ、クラシック音楽を学ぶが、ジャズに興味を持ち、そちらに転向した人。 真に、ビバップ的なピア二ストでしたが、どこかクラシカルな香りもするプレイが魅力です。 当時よくあったこととはいえ、麻薬による精神疾患、肉体の衰えなどで、若死にしました。

 

 

 

 次は、サラ・ヴォーン(1924-1990)。 いわずと知れた、ジャズ・ヴォーカルの元祖にして最高の人です。 ニュージャージー州ニューアークの生まれで、アポロ・シアターのアマチュア・ナイトで優勝したことがきっかけでデビュー。 広い音域と、器楽奏者ばりに、インプロヴィゼイション(アドリブ)ができたことで、今風に言えば、「神ヴォーカル」でしょうか? 名曲名盤ともに多数で、圧倒的なパフォーマンスを聴くことができます。

 

 

誰でも知ってる名曲と、声でのアドリブが聴ける「枯葉」です。

 

 今度は、ケニー・ドーハム(1924-1972)です。 かなり、渋好みのトランペッターです。 テキサス州フェアフィールド生まれ。 まず、ビッグバンドのメンバーやサイドメンとして活動をはじめ、アート・ブレイキーのジャズ・メッセンジャーズのメンバーだったこともある。 グループのリーダーとしても活躍し、活動時期の前半を、「動」、後半を「静」の時期とすることが多い。 腎臓病で死去。

 

では、名盤「静かなるケニー」から、「オールド・フォークス」を^^b

 最後は、J.J.ジョンソン(1924-2001)です。

 ジャズ・トロンボーンを、ソロ楽器として確立させた人です。 

 インディアナポリスに生まれ、有名ビッグバンドを渡り歩いた後、1950年代から、チャーリー・パーカーやディジー・ガレスピーとのコンボ演奏で、独自のテクニックを磨き、ジャズ・トロンボーンの第一人者として、長く活動しました。 その、鮮やかすぎるテクニックのため、アルバム・ジャケットに「バルブ・トロンボーンではありません」と、記されたほどです。 トロンボーン経験者からすると、真ん中から上の音域は、あまりスライドを伸ばす必要がなく、倍音も密集しているので、コピーは簡単です。 でも、それを、全くのアドリブでするのは、ちと難しい。 この人も名盤多数で、特に、カイ・ウィンディングとの2トロンボーン・クインテット「J&K」は、いまだに色あせない魅力があります。

 

今回は、ギターとのデュオで、じっくりと^^b

 

 

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